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【31歳東京上京①】旦那にブチ切れ編

お久しぶりの投稿になってしまいました。

こんにちは晴野です。

私事で大変恐縮ではありますが、5月5日に無事入籍をしました。

その後

5月5日 名古屋→東京 へ上京

6月1日 新しい会社へ入社

環境や人間関係がガラリと変わりました。

すると、価値観や物事の捉え方も大きく変化したので、そんな話をします。

自分を変えたい!と思ってる人や

よくわからないモヤモヤで毎日をすっきり過ごせない人の

参考になったり、ならなかったりするといいなと思います。

1:私に起きた事 -地元に全て置いてきた-

○友達100人→友達0人

31年間住み慣れた名古屋では、「学校」「会社」「スナック」「行きつけのお店」と、
自分を承認してくれる場が沢山あって、友人も沢山いたのですが、その場所と友達から離れる形となりました。
(普段アクティブに遊ぶ方だったので、その喪失感ったらなかったです。)

○「思ってたんとちゃう」新しい会社

今回転職を決めた会社には、日本の10本の指に入るであろう大企業で、本気でいいサービスを作りたいと思っているメンバーと切磋琢磨しながら働けるのではないか(自己成長ができるのではないか)という期待をして入社しました。
しかし、入社をしてみると、どちらかというと保守的な働き方をしている方々が多く、超絶ホワイト企業で、仕組み化された業務を、少しづつ改善するような働き方をすることになりました。
この1年間死ぬ気で働く覚悟をしていた私ですので、肩透かしを食らったような…すごく悪い言い方をすると、(当時の自分は)すごくガッカリしてしまいました。

○想像以上に辛い結婚生活

同じ時期に旦那も転職をしているのですが、彼の就職先は、スタートアップ企業でしかも重役として採用されている為とても忙しいです。
帰宅時間はAM0:00〜5:00頃になります。
また、会社には血気盛んな若者が多く、業務後飲みに行く事もしょっちゅう。
土日は、大学からの友人や元同僚と(彼は東京生活が長いので、こちらに友人が多い)出かけます。
想定はしていたのですが、自分のプライベートが全く充実していない私にとって、旦那に放って置かれる事は、想像以上に辛いものとなりました。

つまり私は、東京で「楽しみ」「やりがい」「生きがい」を見つけられずにいました。

2:私に起きた事 -旦那にブチ切れる-

人は退屈になると精神衛生がこんなに悪くなる生き物だと身を持って体験しました。
まず、思考が余っているので良くない事をどんどん考えます。

私の良くない思考の矛先は、旦那でした。

「結婚前は、あんなに優しかったのに今は全然かまってくれない
自分だけ遊びに行きやがって…私も遊びに行きたい!」
明け方の5時まで仕事っておかしくないか、浮気か?

そしてある日、旦那にブチ切れました。
お酒片手にわんわん泣きながらこれまでの鬱憤を吐き出します。
でも、彼も自分が100%悪くないわけではないと思ってくれて、どうすれば良いかと一緒に考えてくれました。
彼は、論理的な人ですので、時間がない中で連絡をする方法(仕組み化)や、家事などをやってくれる変わりの対価(お金)の提案をしてくれました。
しかしどの提案も、このモヤモヤを解決してくれなさそうと感じました。

この欲求の不満の根源はなんなのかを考えて、それが旦那ではないと気付いた時、私は自分自身を深く内省し始めました。

3:私が気付いた事  「暇だ…。」

それに気付いたきっかけは「大事なことは全てリクルートから学んだ」の一文でした。

「お前、嫉妬とかしてるの?それは、余程暇なんだよ。目の前の仕事に集中してたら、他人を気にしてる暇なんかないはずだ。」

そこから、”暇”が与える人への影響や
では”暇”になった人が”暇”とどう付き合っていけばいいのかを知りたいと思いました。
そして問いに答えてくれるピッタリの本がありました。

[序章「好きなこと」とは何か?より抜粋]
資本主義の全面展開によって、少なくとも先進国の人々は裕福になった。そして暇を得た。だが、暇を得た人々は、その暇をどう使ってよいのか分からない。[…] 我々は暇のなかでいかに生きるべきか、退屈とどう向き合うべきか。

どうやら資本主義以降人は、暇な時間をどう使っていいのかわからなくなってしまっているそうです。
暇になった人は、段々と退屈をし虚無な状態に陥ります。
しかし、暇な時間で退屈をせずに過ごせる人もいました。
その人達は、絵画や音楽など教養を必要とする娯楽だけではなく、例えば私達が毎日行う「食」も楽しみ、暇な時間を有意義に過ごす事ができました。
この料理がなぜ美味しいのか、どんな調理法でどんな食材を使っているのか、彼らはそういった事を思考する事で退屈をせず暇な時間を過ごす事ができているのです。
楽しむ事、それは思考することにつながっていきます。
つまり人は、楽しむを思考する事で学び、退屈せず暇な時間を過ごす事ができるのです。

そうか、私は予期せぬ訪れた暇な時間の楽しみ方がわからず退屈してしまったんだな。
それはなんだかとっても勿体ないなぁ。
せっかく東京に来たのだし、ここは一つ精一杯この生活を楽しもうではないか!

そう意気込みました。

【31歳東京上京②】 に続く

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