タコ公園と、長男とデートの日

二週間も前のこと。
令和の初日、５月１日は赤いタコ滑り台の公園で遊んだ。

今では珍しいこの遊具はコンクリート製で、とても硬くて丈夫。そして登るのが難しいので、２，３歳のころは怖がって遊べなかったのに、久しぶりに訪れてみたら、我が子たちは大喜びで登って滑って遊んでいた。

楽しい公園遊びではじまった、令和元年初日のほぼ日手帳。

盛りだくさんの１ページになった。写真が選びきれなくて、大小の写真にわけてレイアウトしてみたり、スイーツを切り取ってみたり。

スイーツを食べたのは、長男と二人っきりで。

この日は午後から、長男と二人だけで電車に乗ってお出かけをした。ときどき、長男と二人だけのデートをするのだ。弟がいると、甘えたくても甘えられないお兄ちゃんなので、二人っきりの時はめいいっぱい甘々に楽しむ。

求められれば、電車では席が空いていても膝に抱っこして座り、疲れたら抱っこして歩く。家族４人でのお出かけでは入らない、ちょっと良いスイーツを食べられるカフェでお茶を楽しんだり。違うスイーツを注文して「かえっこしよー」と味見しながら食べる。

駅ビルをぶらぶらして、メガネ屋さんでは私に似合うサングラスを選んでくれる。「こっちもかけてみて？」「うん、なかなか似合うねー」なんて褒めてくれるので、とても嬉しい。これは、夫と二人でデートするよりも楽しいデートなのでは？と思ってしまうほど。

２人っきりだと、気づくことが多い。

この頃あまり表面に出なくなってきた長男のまだまだ幼く可愛らしい部分や、頼もしくなった一面を発見できる。手をつないだり抱っこしたり、スキンシップもしっかり取れて、お互いに心が満たされる時間になった。