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お熱いのがお好き

鑑賞時の感想ツイートはこちら。

50年代の伝説のアイコンである、マリリン・モンローの代表作のひとつ。
そう、あの有名な「ププッピドゥ♩」が出てくる映画ですよ~!

監督は『サンセット大通り』、『麗しのサブリナ』、『アパートの鍵貸します』のビリー・ワイルダー。

(パタヤビーチのネタにも、なぜか使われてましたね。懐かしいな……笑)

おなじみのこの曲 "I Wanna Be Loved By You" は、マリリン・モンローの持ち歌ではなく、(ベティ・ブープのモデルにもなった)ヘレン・ケインの曲がオリジナルなのだそう。

マリリンが可愛い!

それはさておき、マリリンがとにかく可愛い~!!
あまりにも有名過ぎて、彼女の出演作品を観たのは、わたしは本作が初めてでしたが、いざ観てみたらとてもキュートでびっくり!

なんとなく、ステレオタイプな彼女のイメージって、あるでしょう? 「セクシー」で「金髪美人」で「ちょっと知性が足りない」という、あれ。
まぁ、この映画でもそういうキャラクターを演じているんですけれども、それだけじゃなかった! 「イノセントさ」や「可憐さ」もあるの♩

まって、まって! このままだとマリリンを褒めてばっかりで終わってしまいそう。笑

コメディとしてもオススメの良作

主な登場人物は、こちらの3人。

バンドマンの2人
 ○ジョー(トニー・カーティス)/サックス奏者
 ○ジェリー(ジャック・レモン)/ベース奏者
女性楽団の楽団員
 ○シュガー(マリリン・モンロー)/歌手・ウクレレ奏者

犯罪現場を偶然目撃してしまい、マフィアに追われるハメになったバンドマンの2人。追っ手から逃れるために、シカゴの街から出られるような職を探すも、募集をしていたのは女性だけの楽団でした。

切羽詰まった2人は、女装して女性名を名乗り、女性ばかりの楽団に参加してフロリダへの汽車に乗り込みます。そこで同じ楽団のマリリンに出逢い、ドタバタのコメディが……というお話。

まず、トニー・カーティスとジャック・レモンの女装姿が可笑しい。

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「それ、バレバレでしょうよ!笑」と突っ込みたくなるのですが、誰も気づきません。それどころか、殿方から結構モテモテだったりします。

ダスティン・ホフマンの『トッツィー』や、ロビン・ウィリアムズの『ミセス・ダウト』など、男性の俳優さんが女装して○○になりすます系の楽しいコメディ映画はいろいろありますが、この『お熱いのがお好き』も良く出来ていて素直に笑えます。というより、これが元祖かも。

AFI の「アメリカ映画の名セリフベスト100」にも挙げられている、

Well, nobody's perfect.
「完璧な人はいない」

のシーンでは、頭をからっぽにして「ふふふっ」と笑えますよ~!

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