過去の成功事例に固執しない!
勤務先で紙の帳票レイアウト(押印欄あり)の変更についてのミーティングの案内を受けた…。
「押印を無くしてCSVで」とかではなく、今のままの運用で書き間違いを減らすために、項目の位置を変えたり、説明文を入れたり、ということらしい。紙に印刷して押印・回付の扱いは今までどおり。
何とか違う方向に話を持っていきたいと考え中です。
案内を出した主催者は、とても真面目でいい人です。だからこそ、難しさを感じています。
視点が違うことは承知のうえで、少し頭に浮かんだことがあります。
子供の頃に学校の授業で取り上げられた「かわいそうなぞう」というお話。
戦争で食料難の時代。動物園の象が、食事が欲しくて、一生懸命、芸をします。芸をすれば、食事を与えられた過去の記憶。象の名前は、はなこ…だったかなぁ。
なぜ、この話を思い出したか?
業務改善のために、「帳票レイアウトを変更しましょう」と案内を出している人が、なんだか、一生懸命に芸をしている象のはなこ…のように思えたのです。
何でもかんでも、既存のものを悪く言うつもりはありません。新しいものが、いつも正しいとも限りません。
ただ、真面目な人ほど、過去の成功事例に囚われてしまい、昔から高く評価された方法やロジックを使い続けようとしてしまいがちです。
同じような例は、仕事の場にたくさんあります。例えば電話。電話よりもメール…というのは少し前までで、電話よりメール、メールよりチャット、チャットよりグループウェアの各種アプリの組み合わせが便利だったりします。
時間の経過とともに、アプローチの方法も変わります。試行錯誤しながら、いい方向を探り、採り入れるようにしたいものです。
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