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療育花育の記録 あきらくん#7

あきらくんは体が不自由で車いすで移動。
言葉は話せません。喜怒哀楽などは、声でいろんな表現をします。
表情も豊か。表情でも多様に表現してくれます。

あきらくん 20240229 「こころより身体」



終了後の経過について 親御さんから

今年に入ってから排便がスムーズに出ず、
その為お尻が爛れて痛くて座位も前かがみに座ってる日々が続いてる中での花育の日。

前日から「明日直子先生のお花やで~」と伝えてたので楽しみに待ってた様ですが、
事業所から帰宅後珍しく眠ってしまってました。

Zoomの入室15分前になって声かけても眠ってたので『無理かなぁ』と思いながら5分前にもう一度声をかけたらムクッと座り起きました!!

やっぱりやりたかったんだなあとお花を楽しみにしている事が嬉しかったです。

直子先生からレッスン前に『今日の陽君の音楽!』を先に連絡頂きPCでかけながらのレッスンになります。
便秘の陽にピッタリのテーマを選んで下さってた事に先ず感動。
先生には陽の体調伝えてなかったので、「何も言わなくて大丈夫だから〜」と仰って下さり、陽も自分の前で便秘の話して欲しくなさそうで、感謝でした。
前回と同様ゆっくり、菜の花を優しく握って落ち着いてました。
たまたま選んだ菜の花は胃腸の働きを整えるそうです!
その後カーネーションを挿したら力尽きました。

そしてレッスンには続きが有り、
何と何と翌日しっかり排便が有りました!!
スッキリではなかったですが、かなりの量が出ました〜!
お花と直子先生のエネルギーのスゴさに超感動しました。

実は続きが有ります。
陽の便秘はその後もなかなかスッキリ出なくてずっとお尻が痛い状態が続きました。

先生が教えて下さった音楽流して、お花持たせたり…も続けてましたが
出血して、痛いからきばれなくて出せない悪循環でした。
お花があったので陽に「お花する?」と聞いてから嬉しそうにしたので一緒にお花しました。

滋賀への訓練から帰宅後なので少し疲れてるかと思いましたが、
自分からやりたいアピールを感じました。その時の写真です。
私達も手伝って、最終、こんなになりました。

写真記録





後日の様子



後日の作品




前回を踏まえた検証と考察

引き続き、その時々の症状に効果的な音楽を流しながら、植物に触ってもらい、アーシングを続ける。
親子で和やかな優しい時間を過ごしていただき、家族まるごとの情緒安定を促す。

情緒というより、この日は身体的な不調だった。

印象記録

花に慣れ、疲れている時「花に触ると気持ちいい」と認識してくれている様子。


現場から

自分の意思が出てきている。
このまま無理のないように、「定期的」に続けることを促そう。

次回考察

「花に触るときもちいい」という体験を増やしていく。
そうすることで、人生のこころのよすが(よりどころ)ができうる可能性がある。

―to be continued

2003年から一万人以上の方に花育をしました。現場でどんな風に、どうしたか、結果どうか等、遺さないまま頭の中にあり、書きのこして、いつか誰かの役にたったらいいな、と思い書き始めました。サポート励みになります。活動費として使わせていただきます。よろしくお願いいたします。