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療育花育の記録 あきらくん#9
あきらくんは体が不自由で車いすで移動。
言葉は話せません。喜怒哀楽などは、声でいろんな表現をします。
表情も豊か。表情でも多様に表現してくれます。
あきらくん 20240422 「踊るあきらくん」
終了後の経過について 親御さんから
あきらの中でお花はお姉ちゃんとする!と思っているところが有るのかも知れません。
私が手を出すと大きな声を出して怒ったり、私を睨んだり…
でも、お姉ちゃんとは嬉しそうに優しい顔でお花を触っているのが見ていても嬉しいです。
お花の後もずっと機嫌よく、時にテンション高すぎて大笑いしたり、夜中物音で目を覚まして起きてしまってたりしてますが、基本は穏やかに過ごせてます。
自分の思いが伝わらない時等は大きい声を出して時に激しく怒る事もありますが、納得すれば「何やったん?」と言うくらい何事もなかったかの様に笑顔に戻ってます。
季節の変わり目等、気圧の変化に敏感な方で、テンションが上がりすぎたり、時には癲癇発作が出る時も有ります。
お花のリラックス効果で癲癇発作もアーシングしてくれると良いなぁと思ってます。
この日は1番色の濃いピンクのガーベラをずっと握ってました。
実はこの療育花育の前の4月初め、おねえちゃんが貰って来た花束のお花が沢山あり、おねえちゃんが自分の分でアレンジしてるのを横で見ていたあきらに「あきらもやる?」と聞くと嬉しそうで、一緒に嬉しそうにお花を挿してました。
写真記録
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前回を踏まえた検証と考察
引き続き、様子を見ながら、体調の変化に伴い、音楽をかけながら調子も整える。
体調が良いらしく、最初から表情が柔らかかった。
印象記録
今日は大変反応が多くあり、初めてそのようなことが起こったため、驚く。
終了後は、心地よかったのか、体を左右に動かしてあきらくんはリズミカルにいつまでも踊っていた。こんなに笑顔で、動きのあるあきらくんを初めて見て、驚いていた。
現場から
最初を考えると、絶対一人で花をもって挿すことができるようになるなんて信じられない、こんなになるなんて思ってもみなかった、と、
お母さまもおっしゃるように、
花を持てるようになり、
人が手を添えながらも手の圧力で花を挿せるように手が動くようになったことが、1年前と比較して奇跡のようにも思えてくる。
次回考察
引き続き、花と家族の時間、花の心地よさを感じていただきながら様子見。
―to be continued
2003年から一万人以上の方に花育をしました。現場でどんな風に、どうしたか、結果どうか等、遺さないまま頭の中にあり、書きのこして、いつか誰かの役にたったらいいな、と思い書き始めました。サポート励みになります。活動費として使わせていただきます。よろしくお願いいたします。