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完璧主義ほど摂食障害に近づきやすい話

あなたは完璧主義ですか?
完璧主義とは最初から最後までパーフェクトを目指して100%全力で取り組み物事を達成する…と言った具合です。
ちなみに私は完璧主義者でした。
ダイエットをしているとこの完璧主義の人はちょっと危ないです。
今回は完璧すぎは時に弊害となるお話です。

◆ダイエットでの完璧主義とは

完璧主義とは思考パターンが0か100です。
半分も無く、8割も無いです。白黒はっきりつけて、自分の理想まで一直線に突き進みます。
これって実はダイエットがスムーズに目標まで辿り着けそうな感じに見えますが、そうじゃなかったりします。

何か軸がブレただけで破滅が起こるんです。

完璧主義に予測不能な事態が出てくると計画がダメになるのでパニックになります。
分かりやすく言えば臨機応変に柔軟な発想が出来ないのです。
0か100思考なので、計画と違えばすぐ自分自身に絶望を感じ「自分はもうだめだ…このまま太って言ってリバウンドするんだ…」と、もっと悪い方向へガラガラ崩れるのです。

この、ちょっとした軌道修正が出来ないのが完璧主義者。
もっと緩やかに出来る人は「どうにかなるでしょ~」精神で居るので、意外とこちらのタイプの方がダイエットが成功しやすいのです。

自分を追い込む癖が強いと、体を確実に壊す方向へ走りやすいです。
無理しているという自覚がまずないので、気が付いた時にはもう遅い…なんてパターンが多かったりします。

◇私はこんな感じでした
私はと言えば、目標の数字に一直線に進みまくっていました。

・時間になったら絶対に食べない。
・運動は1時間以上毎日必ずする。
・フラペチーノは太るからもう飲まない。
・とにかく歩いたりステッパーしたり体を動かす。
・休む暇があるなら体を動かした方がマシ。
・お菓子は食べたら太る。

…とまぁ、ダイエットの鉄の掟の様なものでとにかく雁字搦めにしていました。
こうなるともう手が付けられません。
掟ですから、破るような行為は自分の中で許されず、守れなかったら自分をとにかく責める。
聞いててどうですか?嫌に感じませんか?
私はこれ書いてて自分にドン引きです。

◆摂食障害になりやすい訳

ではこの完璧主義がどうして摂食に走りやすいかと言うと、自分で決めたダイエットのルールがそうさせてしまうからなんです。
これは私の主治医から聞いた話なのですが、

「食べないと決めたらとことん食べない。それが自分のなかでどんどん大きくなれば拒食になっていく。逆にルールから外れると自分がどうでもよくなって過食に走る」

…と、言う感じに走るんだそうです。
この時点で0か100か思考ですよね。

「自分で決めたからもう食べない。」
「ダメな自分だからもう食べまくればいい。」

いやいやいや、もっとこう、あるじゃん!
こういった発想になりやすいそうなので、完璧主義のダイエッターさんはぜひ発想を変えて欲しいのです。

◆0か100思考を捨て70%くらいで進めることを覚えよう

例えば「今日はよく動いたからもう運動はお休みしよう~」とか「今日はお菓子食べたいからひとつだけ良いことにしよう~」とか柔軟な思考でダイエットは楽しむべきなんです。

考えてみてください。
あなたがイチゴのタルトを好きだったとして、ダイエットするからもう食べない。と決めた時、一生食べないつもりですか?
食べてもいい日を作って、楽しみながら生活すべきですし、それって生きててもつまらないじゃないですか。

人は食べる喜びを持っています。
ダイエットするのであればこの感情を殺してはいけませんよ。


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