褒めることは認めること 3
こんにちは、haruです。
昨日の続きのnote、開いてくださりありがとうございます!
褒めるのが苦手…という方に読んでいただきたいnoteです。
上司→部下、同僚、友人、親子、夫婦、どんな関係でも使える考え方を書きました♪
行動を認める
今日からぜひやってみていただきたいのが、人の行動を意識することです。
この考え方を知ってから、褒めよう褒めよう、と思わなくても人を褒めることができるようになり、私はとても楽になりました!!
しかも、「haruは人のことをよく見てるね」と褒めてもらえるようになりました。
行動を認める1:事実承認
「いつも机がきれいだね」
「note継続してるんだね」
「この前、教えてくれて助かったよ」
相手が何か行動したことを、ただ事実として口に出すだけ!
なのに相手は褒められたように感じます。
しっかり見てもらえてる、という嬉しさがあるのかもしれません。
さらに、「行動+〜してくれてありがとう」をプラスすると、相手の方はその行動を継続してくれやすいです。
人間心理には一貫性の原理というのがありますので、一度認めてもらったこと、口にしたことを翻したくないという性質があります。
トイレによく「綺麗に使ってくれてありがとう」と貼り紙があるのも、この心理を利用したものですね。
褒められると、人間、それに反した行動はしにくいんです〜。
行動を認める2:変化承認
「髪切ったね」
「仕事のスピードがあがったね」
「ひとりで〜ができるようになったね」
良い方向への変化に着目して承認すると、特に喜ばれやすいです。
「髪切ったね」って、別に褒めていないですよね。
「似合うね」とも「いいね」とも言っていないのに、気づいてくれた!それだけで人は嬉しいんです。
以前から気にかけてくれている、というしるしになるからでしょうか?
それに、以前と違う、ということは本人も気づきにくいです。
自分が気づいていない、自分の良いところを認めてくれたというのは本当に嬉しいですし、信頼関係が生まれやすいな、と思います!
本人も気にかけて変化しようとしていた部分だったら、より嬉しいでしょうね♪
行動を認める3:成果承認
職場でよく「褒める」というとありがちなシーンはこんな感じでしょうか。
上司「加藤くん、この前の宮田さんの案件、よくやったな!」
部下「ありがとうございます!」
あるあるですよね。
でも厳しいことを言うと、この上司なにを褒めているのかさっぱりわかりません…。
加藤さん、次の日には褒められたこともあまり覚えていないかも。
この褒め方が通用するのは、普段口も聞けないような立場の方が言うときだけでは…?
憧れのアイドルとか。
「この人が褒めてくれた」ということに価値がある場合だけだと思います。
というわけで、成果を認めて喜んでもらう、って実は一番難しいんです!!
「どういう行動をして、成果が出たのか」を知らないと、褒めても意味がないと個人的には思っています。(自戒を込めて…)
でないと再現性がないので、相手のためにならないですよね。
だけど、たくさんの部下を抱える方だったら、一人一人の部下のやったことを把握するなんて難しい…と思います。
なので、私からささやかなご提案です。
褒めるべき成果について質問してみませんか?
先程の会話で言うと…
上司「加藤くん、この前の宮田さんの案件、良かったな!何か工夫したことがあったのか?」
部下「ありがとうございます!
そうですね…宮田さんの奥様がいらっしゃって、旦那様の不在のときは奥様にいつも手紙だけ渡していたんですよ。
そうしたら、奥様からこの人いつも手紙くれてるから、今日くらい時間とってあげたら?って言ってくださって…(以下略)」
上司「そうか!手紙を渡していたなんて、いい工夫をしたな!」
これなら、成果だけでなく、行動を褒めてあげられますよね!
しかも、部下の方は自分で何が良かったのか検証する機会が作れます。
これ、コーチングについて勉強したときに知ったやり方です。
優れたコーチは、相手の中から答えを導き出すんだそうです。
部下の加藤さんも、自分の成功について話すんだから、楽しく会話ができますよね。
楽しい会話、そして自分で発した言葉は記憶に残りやすいものです。
ぜひ、そんな機会を大切な方にgiveしていただけたら…と思います♪
まとめ
3日に渡って、褒めるということについてお伝えしてきました。
初級編…褒め言葉のさしすせそ
中級編…存在を認める
上級編…行動を認める
私自身もまだまだだなぁ〜と思いますが、
もっともっと人の良いところに気づける人になりたいなぁと思っています⭐︎
ひとりひとりが、ひとつでもお互いのことを認めあえる、優しい社会になりますように!
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