好きの原点
私はカルボナーラが好きだ。
はて、いつから好きだったかな?
と考えると、小学校低学年くらいの頃からだ。
昔、近所に「moonカフェ」という宇宙をコンセプトにしたお洒落なカフェがあった。
店の奥には大きなスクリーンがあり、プロジェクターによって月や宇宙の映像が映し出されていた。
他にも天体望遠鏡があったりと、宇宙や星に関連するアイテムが置かれていた。
私はこのお店の雰囲気が大好きだった。
そしてこのお店で初めてカルボナーラを食べた。
スクリーンの金色の月を見ながら、チーズの香ばしい匂いが食欲をそそる黄色のカルボナーラを食べた。
今思えば、カルボナーラはたしかに今でも好きなのだが、あの空間で食べるカルボナーラが特別だったのかもしれない。
小学校高学年に上がる前に閉店してしまったのが本当に残念だ。
もしもタイムスリップできるのなら、
また「moonカフェ」に行ってあのカルボナーラが食べたい。
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