食べるべきものより、食べたいもの
一人暮らしをしていると、食べきらないとそろそろまずいものが冷蔵庫にあったりします。
一人で食べるには大きすぎるキャベツ、期限が切れているキムチなど、、、
そんなあまりもので料理を作ってみると意外とおいしい料理ができて感動することもあるのですが、疲れているときにはそんな余裕はない。
ましてや精神的にも落ちているときには工夫して料理することはあまりにもハードです。
私も最近、体力的・精神的にかなりつかれていました。
そろそろ食べないとな、、、と余りもののキムチをご飯にかけて食べようかと思いましたが、今日は無性に卵かけご飯が食べたい。それも醤油ではなく、焼き肉のたれをかけたがっつりしたものが。
そうして夜ご飯は卵かけご飯と、これまた私の大好きな茄子の味噌汁になりました。
食べていると幸福感で満たされました。そしてふと心に浮かんだのです。
「食べるべきものより、食べたいもの」
○○すべき、○○した方がいいということは日々の中にあふれています。それは世間一般的なものであったり、自分の中の固定観念だったり。
私もずっとそれに従ってきました。
ゲームよりも本を読んだ方がいい。ハイブランドを持つ女より、お金のかからなそうな女の方がいい。大学には行った方がいい。私立よりも国立がいい。聞いた人が安心する、安定した職業がいい。
ですが、誰かの思う「良い」ほうを選ぶうちに、自分の好きなものやしたいことがわからなくなりました。
今日何を食べるのかも、自分の好きなこと・したいことに従っていい。
むしろそうすることが私にとっては、自分の人生を歩むためのリハビリテーションだと思うのです。
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