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イタリアのかかとから来たブッラータ/南イタリア その①

それは憧れのチーズ、ブッラータ。

モッツァレラチーズのキングと言っても良いのではないか。
(というより、2段階下がないのでモッツァレラの上のレベル)

先日誕生日を迎えまして、夫に誕生日プレゼントで、デパ地下でいつも指を咥えてみていたブッラータを買っていただきましたっ!

ブッラータをいただく

でん!
可愛い包紙。le Favolise del parcoというブランドのもの。

なんとこれ、税込で3千円以上。
デパ地下のチーズ屋さんで月に2回、イタリアプーリア州から直送便で来るという、レアかつスーパーフレッシュなチーズ。

円安もあってスーパー高い。
でも誕生日ケーキだと思えば安い。
ローカボななので、糖質制限にもピッタリ(やってないけど)。

盛り付けがイマイチですが、わかるでしょうか、この大気。男性の握り拳1個分くらいあります。
本当はもっとすっきりしたワインと食べたかったけど、手元にあったドイツの中辛口のリースリングと共に。人参のマリネとほうれん草とツナのホワイトソースキッシュ。

とろける…!
至福のとろけ具合。そしてマイルドなお味。
なんだろう、おかずなマシュマロという感じ。
モッツアレラチーズの歯ごたえ感が外側にあって、中はとろん、ととろけるミルキーな感じ。

時間を置くとブッラータが少しずつ柔らかくなって、これまた美味。

塩、胡椒、オリーブでシンプルにいただきました。

ケーキより罪悪感なくておすすめです。

モッツァレラチーズとブッラータ


そもそもモッツァレラチーズとは?

イタリア語で「引きちぎる」を意味する「モッツァーレ」が語源となっている通り、手で引きちぎって成形するのが特徴です。牛乳を固形分と液体に分離させ、固形分のみを熱湯のなかで練って手で引きちぎり、冷水(もしくは塩水)に浸して作られます。

餅のようなまるい見た目で、クセがなくフレッシュな味わいです。そのまま食べると弾力があり、加熱するとトロトロに溶けるのが特徴。
https://macaro-ni.jp/108849#heading-2044108

ピザの上に乗せて焼けばとろとろになるし、サラダと一緒に食べれば弾力のあるお豆腐のような感じ。

最近はスーパーでも国産のブッラータも見かけるし、値段も手ごろ。

では、見た目が似ているけど、ブッラータは?

ブッラータは、イタリア発祥のフレッシュタイプのチーズです。
イタリア語で「バターのような」という意味で、「ブラータ」と呼ばれることもあります。
この名前から分かるように、ブッラータはバターのようにクリーミーで濃厚な味わいです。

ブッラータの作り方は、よく伸ばしたモッツァレラチーズを袋状にして、その中に割いたモッツァレラチーズと生クリームを入れ、きゅっと閉じるというものです。
https://delishkitchen.tv/articles/780

元は冷蔵庫が一般的に普及していなかった時代に、余ったモッツァレラチーズを消費するために作られたのだとか。

残り物に福があるというのはこのことか!

作るのも大変そうだし(機械化できないらしい)、フレッシュなうちに食べないと腐るし、冷蔵技術と航空技術が発展して良かった!!!
こうしてこの日本にいる私も現地の味を楽しめる(ただしお金が必要)。

南イタリア・プーリア州・Brindisiの思い出


そういえば、今回プレゼントしてもらったブッラータは、イタリアのプーリア州というところから来ていた。

プーリア州は、イタリアをブーツに見立てたとき、かかとらへんのエリア。
プーリア州の有名なものは、オリーブオイル・トマト(イタリア最大の生産地)、赤ワイン、観光名所でいうとアルベロベッロ(三角屋根の白いお家)。

アルベロベッロを画像検索したら三角屋根の白いお家がたくさん出てくる。有名な観光地。

太陽に恵まれた肥沃な大地の州。

私はそんなプーリア州の中のBrindisi(ブリンディジ)という超マイナーな街に行ったことがある。

wikipediaより。ここのBrindisiというところに行った。

長くなってしまったので、Brindisiの話はまた次回。

太陽が映える白い壁の町。Brindisi.

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