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【18歳の転機を迎えるあなたへ伝えたいこと】自分の人生の舵は自分がとる

今日は、18歳(に限らず)、人生の転機を迎えているすべての人たちに向けて、私の転機となった実際の体験談をベースに、人生の転機についての考えかたをお話したいと思います。


このとき、ちゃんと考えて行動したことが後々、自分の身を助けているなぁ~と感じることがあり、転機はそのまえにちゃんと準備をしていないと、逃すことになると気づきました。

このエピソードは振り返ってみると、私のマルチポテンシャライトな特性を如実に表しているかなと思います。

大学の受験:高校3年生で文系→理系へ突然進路変更


高校2年生当時、あけても暮れて部活動をしていて、進路のことについてきちんと考えていなかった私は、大学に進学するにあたり、どの学部にいこうか決めかねていました。

そして、自分の関心が一番高かった自然環境について学べる学部に行こう!と決めた時には、既に文理選択(文系か理系か選択すること)が終わっていて、希望していた理系学部で必要な科目がとれなくなっていました。

突然、なんの前触れなく理系に変更する!と言い出した私に、学校の先生がたは慌てふためき、案の定、理系への転向を認めてくれませんでした。

先生A:文系なら、現状でも十分いいところにいけるのに、なんでよりによってそんな素っ頓狂なことするの?
先生B:親御さんも理系への転向に反対しないなんてあり得ない。かならず、後になって無謀な選択だったと後悔すると思いますよ?

当時は心の中で、疑問の渦。

結果、学校の先生たちを説得するのは無理筋、かつ履修の変更もカリキュラム的に不可能だということが分かった私は、独学で学ぶのは構わないかと交渉し、それは止められなかったので、自習する方針に。

しかしこれまで勉強したことのない分野、かつ自分の不得手な科目を独学で勉強するのは効率が悪いに決まっている。

なので、塾の講師の力を借りて学ぼう!ということで、一度も学習したことのない、「物理」や「数学ⅢC」などのばっちばちの理系科目を学び始めました。

残念ながら、私は理系科目は、小学校の算数のころから不得意中の不得意!

それでも、夏休みまでは塾のテキストなどで必死に勉強しました。

そして、ハタと悟ります。

予想はしていたけど、それ以上に手強い…。どうやら「自分のやりたいこと」と「適性」がマッチしてないみたい。

そこで、視野を広げて、私のウィークポイント(理科系科目)を回避しつつ、かつ自然科学の分野が学べる学部を探しました。

すると、教育学部の理科教育であれば、それらの条件をクリアしたうえで受験できることがわかりました。

そこからは必死に勉強し、ラッキーなことに晴れて希望の学部に合格することができました。

大学の4年間は、勉強はいままでの学生生活のなかでも大変だったけど、一番楽しく取り組むことができ、充実した学生生活でした。

今でも、当時、辛酸をなめて課題をこなした11名の仲間たちとは、ゆるーくつながっています。

自分の人生の舵は、自分でとること


私にとって、受験生の一年間は、これまで家族に守られていた人生から、自分で自分の人生を進めていくための最初の一歩でした。

  1. 「自分がやりたいこと」の可能性と現在の立ち位置を調べて、どうすれば可能性があがる、もしくは実現できるか調べる

  2. そこに向かうための計画を立てる

  3. その計画に沿って努力を重ねる

  4. 時々、計画の方向性を確認して微修正しながら、確実に目的地へ近づけていく。

この一連のPDCAをまわすことで、ブレずに着実に、目標に向かって進んでいけたのだと思います。

そして何より、これらのサイクルを実践することによって、自分で自分の人生を進めていける!いかないと!という覚悟が芽生えていたと思います。

もし、先生に反対されてその時点で諦めていたら?

自分で自分の人生を進める経験と覚悟を得る機会はなかったと思います。

むしろ、誰かに後ろ足を引っ張られたことで、絶対に受かる!と背水の陣で臨めたのかもしれません(笑)

我ながら自分の逆境根性に惚れ惚れしますね(笑)

自分の人生、自分次第!壮大な暇つぶしに何をやりましょうか?

受験にはウルトラCを決めた私ですが、それ以外のことでは実に何度も、数えきれないくらい失敗しています(笑)

でも、失敗しても自分で決めたことで失敗しているので、失敗すらも自分の糧。

うまくいかない方法が分かった!と思って。(ちょっとは落ち込むけど)

人生は思っているより長い。そして(どうやら)短い。らしい。

そのながーーいながーーい道のりの中で、何を選択し、誰と出会い、何を感じられるのか。そのすべては泣いても笑っても自分の行動が決める。

いつか必ず終わるその日まで、さて、どんなことしましょうか?

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