さと

柚香光さんが好きで、日がな一日柚香さんのことを考えてはここにアウトプットしています。と…

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柚香光さんが好きで、日がな一日柚香さんのことを考えてはここにアウトプットしています。ときどき本や映画の話もします。『元禄バロックロック』をテレビで見てファンになり、『哀しみのコルドバ』『アウグストゥス』を見て演技の幅広さに驚愕し、そのあとも何見ても面白くて、もうずっと驚愕中。

最近の記事

柚香光 1st Solo Concert『TABLEAU』の感想1

 TABLEAU見てきました!  12日のソワレを見てきました。  すごかったです。  柚香さん、とんでもなくパワーアップしていて、最高にかっこよかったです。  まず登場シーンからすごかったです。  共演者さんに凶器(笑)って言われてたジャラジャラのコートをぶんぶん翻して踊る柚香さん、今まで以上にかっこよくて、まどかちゃんがどこかで「男役の鎧を脱いだ柚香さん」って言っていたのを思い出しました。男役らしさや宝塚らしさに縛られない柚香さんの、今まで以上に自由で多彩でニュアンス

    • 『アルカンシェル』大千秋楽ライブビューイングの感想2

       かなり日が経ってしまいましたが、感想の続きです。    この日の『アルカンシェル』、マルセルが仲間たちとのやりとりからいろいろなものを感じ取って変わっていくようすが、すごくいきいきと伝わってきました。    『うたかたの恋』や『ふたりだけの戦場』のときにも思ったのですが、人がなにかを強く願う姿や、懸命に行動する姿を目の当たりにすると、どうしようもなく切なく愛しいような気持ちになります。     今までより人との付き合い方が少し不器用で、でもそんな自分を意欲的に変えて、前に前

      • 柚香さんの1stコンサート『TABLEAU』が楽しみすぎる

         柚香さんご卒業から一週間、暇さえあれば大千秋楽の10分くらいの映像を見返してばかりで、我ながらちょっとやばい人だなと思っていたんですが、復活しました。『TABLEAU』、すっごく楽しみです。     タブローの意味が「絵画」だと知ったときのワクワクたるや、もう……。柚香さんの、場面ごとにぜんぜん違う世界を作りだして観客を魅了する舞台がまた見れるの、本当に嬉しいです。しかもダンスがたくさん。どうかチケット取れますように……。    ここ最近で「なんで生身でそんな空気出せるの?

        • 花組『アルカンシェル』大千秋楽ライブビューイングの感想

           力強く自己肯定の話をした柚香さんの挨拶が美しかったです。  このごろよく柚香さんがインタビューなどで、人前に立つことの怖さや、それを乗り越えていくことについて話しているのを見ていたので、余計に胸打たれました。    ずっとずっと不思議だったんです。柚香さんの表現がどうしてこんなにも心に刺さってくるのか。  なにも偽らずにまっすぐ世界に対峙してる感じとか、人の視線やカメラのまえで、自分がどう映るかなんてかけらも考えていないように、ただ純粋に心の動きを見せてくれるところとか。

        柚香光 1st Solo Concert『TABLEAU』の感想1

        • 『アルカンシェル』大千秋楽ライブビューイングの感想2

        • 柚香さんの1stコンサート『TABLEAU』が楽しみすぎる

        • 花組『アルカンシェル』大千秋楽ライブビューイングの感想

          花組『アルカンシェル』東京公演前楽ライブビューイングの感想

           ライグビューイングに行ってきました。やっぱり涙が止まらなかったけれど、サヨナラショーの最後、あっち行ったりこっち行ったりして、ふざけたりリズムに乗ったりしてる柚香さんが、すごく軽やかで粋でかっこよくて、見ていて清々しい気持ちになりました。  以下、印象に残った場面です。いつも最後まで書ききれないので、順不同で。  黒燕尾。黒燕尾って、もっと濃厚にかっこつけるイメージだったけれど、今日の柚香さんの動きはさらっとした水みたいな無駄のなさで、指先の軌跡が一つの面を形成してるみ

          花組『アルカンシェル』東京公演前楽ライブビューイングの感想

          花組『アルカンシェル』の感想10

           23日の13時半の公演の感想です。MY楽でした。  柚香さんの歌、そっと歌いだすときの安定した声の調子が聞き心地がよくて、高らかに歌うところもすごく綺麗に響いて、素晴らしかったです。  11日にも、歌の端々まで丁寧に抑揚をついていてすごく素敵だと思ったんですが、23日はそれ以上に美しかったです。    とくに「たゆたえども沈まず」。力強く歌うところでも感情や勢いに流されすぎないで、かけがえのないものを守りたいという気持ちが芯にあるのが感じられて、すごく好きです。  マルセ

          花組『アルカンシェル』の感想10

          花組『アルカンシェル』の感想9

           5月9日13時公演と5月11日11時公演の感想です。    東京公演をはじめて見たとき、話のスピード感があがってあっというまに終わったと感じたのですが、今回は、マルセルが話をぐんぐん引っ張っていく推進力はそのままに、一つ一つの事件がよりドラマチックに感じられて、凹凸の激しい道のりを力強く駆け抜けていくような、すごいボリューム感でした。    なかなか出口が見えない状況下にあるマルセルたちの辛抱強さや勇気、弱さや葛藤がリアルに表現されていて、でもトラブルの合間にはキラキラした

          花組『アルカンシェル』の感想9

          花組『アルカンシェル』の感想8

           5月4日11時の阪急貸切公演の感想です。    4月に見たときよりさらにいろいろな人の気持ちが細やかに伝わってきて、すごく物語に引き込まれました。柚香さんのお芝居を見ているときの、今、目の前で人の気持ちが動いているのが感じられる楽しさが、いろんな人から感じられて嬉しかったです。この人ってこういう性格の人なんだろうな、というのが台詞で語られている以上に想像できて、ここに来てますますこの作品世界が好きになりました。    あと、パリが解放されたときのマルセルのようすがものすごく

          花組『アルカンシェル』の感想8

          花組『アルカンシェル』の感想7

           『アルカンシェル』の好きなところ、思ったことを思いつくままに少しずつ書いていきます。    ピエロがコゼットと踊りはじめるところ。それまでコミカルな動きだったのが、急に軽やかになって、ボリュームのある衣装がふわっと広がってすごく綺麗。    ピエロが失恋に気づくところ。落ちている花束だけに気づいて、ゆっくり歩み寄るところがすごく可哀そうで好きだったけれど、今の、コゼットと中尉の仲に気づいてショックを受ける展開も、やっぱり可哀そうで好き。あと、マルセルと中尉コゼットコンビの位

          花組『アルカンシェル』の感想7

          花組『アルカンシェル』東京公演の感想

           4月20日の11時公演を見てきた感想です。    話のスピード感がすごく上がったように感じられました。  以前は冒頭から「たゆたえども沈まず」までが一息に進み、そこから苦難の時期が続く、という感じでしたが、東京公演では、冒頭からパリが解放されるまで一気にお話が進んだ感じがしました。  そんななか、緊迫したドラマ、華やかなショー、ほっとする日常、柚香さんのいろんな見所(マルセルの「仕事に私情を持ち込まない」主義が実践されて、ダンスがさらにかっこよくなったように見えました)が立

          花組『アルカンシェル』東京公演の感想

          花組『アルカンシェル』千秋楽ライブビューイングの感想2

           またもや遅くなってしまったのですが、ライブビューイングで見た『アルカンシェル』、物語のうねりがダイナミックに感じられて、すごく楽しかったです。     皆の演技がそろって、迫力が増した、と感じました。パリが占領されると知ったときの動揺と嘆きといささかの楽観。ドイツ兵が稽古場に来たときの怯えと緊張、からの安堵。舞台全体から伝わってくる人々の感情が、すごく強くはっきりしていて、そのうえ以前より細やかに状況に沿っていたので、物語の面白みが増していました。    演技がそろったとい

          花組『アルカンシェル』千秋楽ライブビューイングの感想2

          花組『アルカンシェル』千秋楽ライブビューイングの感想1

           だいぶ遅くなってしまいましたが『アルカンシェル』のライブビューイングの、サヨナラショーとカーテンコールの感想です。  フィナーレあたりからボロ泣きしていたんですが、サヨナラショーが始まってからは、たくさん感動して、たくさん笑って、最終的にはわりと元気に帰宅して家族に驚かれました。絶対しょぼくれて帰ってくると予想されていたようなんですが、柚香さんのハッピーオーラがうつったみたいです。柚香さんって、つくづく人を幸せにする天才だと思います。    サヨナラショー、柚香さんとまど

          花組『アルカンシェル』千秋楽ライブビューイングの感想1

          花組『アルカンシェル』の感想6

           今日も『アルカンシェル』を見てきました。すごくすごくよかったです。  とくに最初の『たゆたえども沈まず』。  消え入りそうな声で歌い始めたマルセルが、最後は力強く歌声を響かせるところ。  軍人でもなんでもない普通の人が発揮する、大切なものを守りたいがための強さが伝わってきて、本当によかったです。  強さだけじゃなく、打ちのめされて弱っているところや、前を向こうとする心の動きも繊細に表現されているから、すごく、人間の強さだな、と感じました。    カトリーヌが慰問でマルセル

          花組『アルカンシェル』の感想6

          花組『アルカンシェル』の感想5

           『アルカンシェル』を見てきました。  いまだ災難が終わっていないことを実感したせいか、それまでの生活が壊されてしまう悲しみや、長い辛苦からの解放(現実にはまだ来ていない)が今まで以上に現実味を帯びて胸に迫ってきて、現在進行形の事件を敢えてフィクションに置き換えて見せられているような、不思議な感覚になりました。  日常をあっけなく壊す戦争や災害は、現代でもたくさん起こっていて、とても普遍的な問題だと思います。  そんななか、なんとか希望を見出だそうとするマルセルの眼差し

          花組『アルカンシェル』の感想5

          花組『アルカンシェル』の感想4

           昨日また『アルカンシェル』を見てきました。  アドリブがいっぱいで、すごく楽しかったです。この作品、すごく好きです。柚香さんが誰とアドリブするか予想できないし、柚香さんと絡まないときも、皆いろいろお芝居していて、どこ見ても面白い。本当にたくさんの人がそこで生活しているように感じられます。  あと、初めて見たときより、ストーリーがすんなり入ってきました。  マルセルが絶望しそうになるたびに、旗を見上げたり、『たゆたえども沈まず』を歌って前向きになるところが以前より印象的で、

          花組『アルカンシェル』の感想4

          花組『アルカンシェル』の感想3

           『アルカンシェル』を見てきました。  豪華すぎる柚香さんの大盤振る舞い、序盤のストーリーの怒涛の急展開、舞台全体見所みたいな大人数のダンスやコーラスやお芝居と、本当に豪勢で毎回圧倒されてしまいます。  今日はとくに、最初の頃の尖っているマルセルの、少女マンガに出てくる天才ダンサーそのもののような美しさが刺さってきて、丸くなったあとは、その可愛さというか、素直さにやられました。マルセルの部屋で、「その服、衣装じゃない」って言われてぱたぱたするところとか、あの美しすぎて近寄

          花組『アルカンシェル』の感想3