見出し画像

好きが重なっていく。【趣味、読書】

こんばんは、お久しぶりです。
皆さんはお元気にされていましたか?
私はというと…元気な日より憂鬱な時間が多く情緒不安定で、死ぬことも考える苦しい日々を過ごしていました。
明後日は月1の病院へ行く日なのでいろいろお話ししてこようと思います。

今回はまた間隔が開いて1ヶ月ぶりの投稿なのでマイペースに趣味の読書について執筆してみようと思います。

私は私のままで生きることにした


子どもの頃から読書は嫌いではなかったんですが興味を持てて読み込めるか全然興味を持てず10ページも読まず飽きてしまうか、本に対して極端な性格が出ていました。
ADHDの特徴の1つ(不注意)だと知ったのはずいぶん大人になってからでしたが、

「自分は読書に向いてないんだ」と悲しくなった時もありました。19・20歳のうつ病を患っていた頃は本を読むどころか教科書も含め、本を開く行為すらつらくなってそれから数年間本を読む機会は年に1、2回と少なかったです。

2020年の緊急事態宣言で外出ができない頃からサブスクで映画やアニメ、YouTube、漫画はONE PIECEと呪術廻戦。ゴスペラーズやKPOPを聴いたり韓国語の勉強と楽しいことを増やしていって、そうしていくうちに自分の時間を楽しむことが自己肯定感を上げてくれるし心が癒されるんだと気づきまして。そう考えるようになった頃BTSのメンバーが愛読しているエッセイ本が本屋さんの店頭に並べられていて、


【死にたいけどトッポギは食べたい】
【私は私のままで生きることにした】

他にも有名アイドルの愛読書のラインナップはありましたが題名とイラストの可愛さで【私は私のままで生きることにした】を手にとり購入しました。

約1600円の本ですら高いと感じてしまいレジで少し緊張しながら会計したのが懐かしいです(笑)
読書感想の記事ではないので具体的な感想は省くんですが、スタバでコーヒーと一緒に紙の本を読んだ時間はスマホやタブレットで動画やゲームを楽しむとはまた違った贅沢で至福のでした。


主人公は作者さんと読者さん


2021年に本を読むようになってから2年経って、プレゼントでいただいた本も合わせると12冊ですが主に読む本がエッセイ・メッセージブックとよばれるジャンルで挿絵もあり読みやすいので同じ本を3〜5回ほど繰り返して読むんですが不思議なことに飽きることはなく、作者さんの文章への理解度や自分の記憶・心に深く刻まれる感覚は楽しいです。
作者さんが綴る言葉には経験や環境から感じた、飾りのない純粋な言葉が並べられています。だから、明確に主人公がいる小説とは違って本の世界に入るというより読みながら心の中にいる自分と会話をすることができます。

でも心の声に耳を傾けて、ネガティブな感情や心の傷・過去と向き合うってとても怖いですよね。
場合によって奥深くの部屋に閉じて鍵もかけたのに、ASDの特徴であるフラッシュバックを起こしてパニックになりかけるし感情移入しすぎてネガティブな感情に心が支配されたり…自分と向き合うことが偉いとか成長できる手段だとは思っていません。

ただ私の場合、嫌なことやつらい経験からすぐ逃げてしまう癖が子どもの頃からあって、誰かに依存したり見捨てられないことでしか自分の存在価値を見出すことができませんでした。
けれど、ページをめくってはたくさんつらい経験を乗り越えてきた作者さんが綴る言葉を読んでこの本の主人公は作者さんと読者さん、ふたりなんだと実感するたび勇気づけられて挫折することなく読み続けることができました。

絵も暖かくて優しくて可愛い


韓国のエッセイの中にはイラストレーターさんとして活躍されている方の本もあり、どの絵も暖かくて優しくて可愛いので文章ではなくお気に入りの絵を見るためにページをめくるなんて楽しみ方も個人的におススメです。
今まで読んだ本の中ではソルレダさんの【わたしの心が傷つかないように】で登場する黄色いウサギのソルトと親友のニンジンが表情豊かで可愛くて好きです。
ソルトはコーヒーが好きでコーヒーの入ったマグカップをよく持っているのも同じコーヒー好きとして親近感がわきます。



さいごに


アニメ・ドラマ・映画・音楽、YouTube・SNSとスマホ1つでたくさんの人の言葉や思いを知れる手段が増えて自分から発信することもできてステキな時代になったと思うこともあります。
私もnoteで今この記事を読んでくれているあなたに自分の言葉や思いを伝えることができて幸せです。
けれどこの手軽さを悪用して簡単に人を傷つける人がたくさんいてスマホがストレスになってつらくなる瞬間もありますね。

そんな時は気分転換に、全てと繋がってるスマホは音楽プレイヤー代わりにしといて紙の本を手にとって自分と向き合うのも、現実から一時的に逃げちゃうのも楽しいです。
人によっては「イラストたくさんのエッセイ本ばっかり、それは読書が趣味とは言わない」意見を持つかもしれないけれど、気にせず「趣味は読書です。」と言い続けますね。



本に救われ、自分もエッセイを執筆して作家になりたいと夢を抱かせてくれた全ての作家さんに感謝です。


そしてあなたにとってそんな素敵な出会いが訪れますように。
それでは、素敵な一日を。

この記事が参加している募集

私のストレス解消法

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?