大人が綴る言葉
祝日でおだやかな朝をお迎えでしょうか…。
基本、水曜日担当 公認心理師の高杉ゆう子です。
週の真ん中あたりにお休みがあるのは、気持ち、ほっとしますよね。
さて…
世の中、いろいろと起こってますね~。
有名団体のいじめ検証結果が発表されたり…
大学で起きた問題に対しての後報道があったり…
私などは、普段子どもたちと接していることもあり、自分に嘘をつきたくないな…と、思ってしまうのですが、
画面に映る大人たちを見ていると、正直に言葉を綴っているとはどうしても思えない…。
人のいのちが、この世から消えたほどの大事件だというのに…。
大人である私がそう思うのですから、報道を目にした子どもたちはもっと思っているのではないかと想像します。
そんな報道ばかりされていると、結果、子どもたちは「大人は自分のいのちを守ってくれる存在ではない」と、認識するのではないでしょうか?
画面に出てくる大人ばかりでなく、日本社会全体がそう認識されてしまうのは、とても残念だと思うのです。
謝罪や、記者会見で言葉を綴っている大人は、確かに1団体に所属する人かもしれない…。
でも、日本の社会全体にとっては、大人代表なんですよね…。
自分が発する言葉が、どれほど世の中へ影響を与えるかを、もっと考えた方がいいと思うのです。
1団体だけを守ればいいわけではない。
後に続く子どもたちへの影響を、考えて欲しい…。
自分の発した言葉が「希望」になるのか、「絶望」になるのかは、綴られた言葉で決まるのだと…。
嘘をついたり、保身に走る大人だけではないとは思いますが、
どうしても、そんな大人が表に出る機会が多くて、子どもじゃない私でも、
うんざりします…。
愛ある社会が、もっと表層に出て来ますように…。
と、いいながら自分を戒める祝日の朝でした。
良き1日を…
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