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MBA取得可能な学校選びと出願計画

本ページでは、私がMBA(Master of business Administration)経営学修士の学位を取得できる大学選びから出願するまでの計画について記載する。
注)私は22年度に受験し23年4月から2年生の大学院に入学している。


国内大学 or 海外大学

最初に想定できるのは、自分はどの環境下で学位を取得したいのかである。
結論からいうと、私は国内大学1本に絞っている。理由は、2点ある。

1.オンライン授業のみよりは対面授業に期待

 私は、会社を辞めてまでという覚悟がなかった。私の勤める企業でもアメリカにある大学(マサチューセッツ…)がオンラインによりMBA学位を取得できるコースにて卒業した方がおり、1つの選択肢としてあった。一方で22年夏ごろからコロナに対する各国の見方に変化が生じ、コロナによる在宅規制が緩和され始めていた。つまり、コロナ(Covid-19)はインフルエンザなどと同じ流行性の風邪のようなイメージとなった。実際、欧米ではマスク着用義務の撤廃が進み、海外出張も3回のワクチン接種証明ができれば入国後の隔離や再検査を実施しない国が増加した。このような状況下である事とオンラインのみで授業をすることでCASEなどディスカッションをしたりする際の熱量やコミュニケーションしにくいのではないかと日ごろの在宅業務から感じていたからである。
マサチューセッツ大学:https://www.abitus.co.jp/mba/

2.お金

 MBAの願書を手にされた方はわかると思うが、企業派遣と私費で授業料を捻出する方と大きく2つある。私の会社は企業派遣制度はあったが、特定の大学に絞られており かつ私の志望したい大学出なかったため私費でと決めていた。また、国内の主要な大学院は、国の教育訓練制度という補助金制度により授業料の約1/3程度を補助いただけることから国内大学に絞った。
皆さんも自分が志望する大学は補助金制度の対象であるかを下記リンクから検索して調査してみるとよいだろう。
教育訓練制度:講座・スクールを探す | 教育訓練制度 厚生労働大臣指定教育訓練講座 (mhlw.go.jp)

国内大学の調査 by Web

自分の中で国内大学の基準は3点持っていた。
3点の基準から候補となる大学を下記4校に絞った
・一橋大学
・早稲田大学
・立教大学
・青山学院

自宅から通えるか

前述したが、23年からは国内の主要な大学院は対面授業が開始されるため自宅から通える範囲内である事が重要である。私の場合は、Door to Doorで1時間以内であることを条件としていた。2年間という長丁場を完全にやりきるためには通学時間はできる限り短くしたい。さらに、平日は仕事をしながら夜間通える大学ことが条件である。

起業家を育成しているか

 社会への貢献を直接できる手法の1つが起業することだと思う。大企業の社長であっても、会社創業者でなければ絶対的な決定権はない。経営にスピード感が必要な時代であるからこそ起業することは1つの目標である。したがって、起業家が講師でいることや起業家を育てる風土や機関がある大学が候補となった。
 調査の結果2校が上がった。1校目は立教大学である。講師にはスタートアップ創業者や投資家を迎えられている。後述するが説明会でも立教講師陣は授業の質を上げている要素だと感じた。2校目は早稲田大学である。講師にはコンサル企業の日本支社長や各企業の役員、スタートアップ創業者やその支援組織長など講師陣は圧倒的に素晴らしい。また、早稲田はアントプレナーシップセンターという内部機関を設けており、在学中の起業支援や資金調達まで手厚くサポートができる期間がある事がわかった。
早稲田アントプレナーシップセンターWeb:

https://www.waseda.jp/inst/entrepreneur/

MBAの国際認証

私はMBAについて調査しだして数か月の素人である。どこのMBAがよいかは、先入観やWebから読み取れる情報が主であるため第3者が各大学に対して客観的な評価をされていることが重要だと考えた。
AACSB
  一橋大学大学院(ICS)
  早稲田大学大学院(WBS)
EFMD
 ◆EQUIS

  早稲田大学大学院(WBS)
 ◆EPAS
 
青山学院大学大学院(ABS)
  
明治大学専門職大学院(MBS)
結果、首都圏の大学に絞っているが以下4校が候補となる。
・一橋大学
・早稲田大学
・青山学院大学
・明治大学

大学説明会参加

主要な国内大学は毎年6~8月の期間説明会を対面かオンラインで実施している。私は下記4つの大学に絞り大学訪問した。
  ・立教大学
  ・青山学院大学
  ・早稲田大学
  ・一橋大学
大学説明会には、必ず出席してもらいたい。理由は3つある。2年間通いきるモチベーションは簡単に維持できるものではない腹落ちできるまで悩み決断すべきである。
  ・実際に大学訪問すると雰囲気や講師イメージがダイレクトにわかる
  ・授業により何が得られるのか理解でき、自分の目的と一致しているか確認できる
  ・卒業生、在学生と会話し心配点を少なくできる
  ・講師と直接会話でき心配点を少なくできる

この説明会を通じ、3校まで絞ろうと考えていた。理由は、受験する日程と体力である。出願資料は各校が指定するエッセイや研究計画書がある。自分の業務と対応能力を考慮し3校とした。
そして説明会の結果、立教大学は以下の理由で見送ることとした。
 理由は、観光業を得意とするMBAだと感じたためである。説明会に参加するまで知らなかったが、立教大学は観光学科があり立教大学大学院ビジネスデザイン研究科学科長の庄司先生も観光学を専門とされており、力を入れていることが分かった。旅行会社や観光関連の出身者も多く、21年度の入学者データもサービス業が約50%を占めていることがわかる。私の業種は、製造業であるが観光業に直接的な関係性はない。また、サービス業に偏りすぎており授業も生徒の需要にこたえる形式となる事が一般的なため私の求めている内容ではないと判断した。

参考)立教Webから https://business-school.rikkyo.ac.jp/about/feature.html

説明会を受け、3校について星取表(メリット・デメリット表)をおいておく。私見もあるため、参考としてほしい。

3校のメリット・デメリット表

出願計画

3校に絞り、優先順位を決め計画表を作成した。
第一志望:一橋大学
第二志望:早稲田大学
第三志望:青山学院大学
バックアップ校:○○

青山学院は3回、その他は2回受験できる。
一橋と早稲田が秋募集で共に落ちた場合は、青山を受けることとした。結果後述するが、秋募集で受かりたかったが日程通り冬募集まですべて受験した…。

受験日程

各校願書を入手し必要書類と課題を事前に入手し対策を検討開始した。次回以降で課題対策について記載する。


私の入試対策や願書添削をさせていただきます。事前にお困りごとなどご相談いただき、お見積りさせていただきます。お問い合わせください。


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