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子持ちの転職活動は思った以上にモチベーションの維持がむずかしい。アラサー会社員の転職日記

こんにちは、3歳1歳の子持ちアラサーです。最近転職活動を細々とやっております。子持ちの転職活動、時間管理とモチベーションの維持がめちゃくちゃ難しいので、私なりの対策ををここに記しておきます。

子持ちの転職、マジで時間がない問題

仕事が終わったらダッシュでお迎え。子持ちならあるあるな風景です。ここに転職活動を絡めると、「え、転職エージェントいつ行くの?いつ連絡とるの?」ということに。

当たり前だけど、仕事終わりにエージェントと連絡を取ったり、履歴書を書いたりということができないんですよ。仕事が終われば即家事育児ですからね。

寝かしつけが終わってから転職活動してもいいのですが、授乳中の睡眠不足は心身へのダメージが大きく、子どもへ理不尽に当たったり本業のクオリティが下がったりするので、睡眠時間を大幅に削っての転職活動は現実的でない。

というわけで、昼休みにエージェントとコンタクトをとったり、受ける会社のことを調べたりするしかない。ワーママにとって昼休みは貴重なひとり時間なのですが、ここでがんばるしかないのでむっちゃがんばってます。

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並行して面接に行くことが難しい

転職活動は一気にやるのがベター。一つしか受けないと現職との比較になるので、現職に少しでも心残りがあると転職に踏み切れません。複数受けることで客観的に仕事を見ることができ、現職の問題点にも冷静になれてスムーズな転職になる可能性が増します。

頭ではわかっているんですが、これがなかなか難しい。本業、家事、育児。そこに複数の面接となると、パズルのように時間を捻出していく必要があります。

企業のことを下調べして面接対策を練り、アドバイザーと模擬面接をし、履歴書の志望動機欄を修正し、面接時間を捻出するために本業の予定を調整したり半休を取得し、面接に行き、終わればエージェントからのフィードバック…。

私の場合、上記を複数企業に対してやると時間・エネルギーを食いすぎて日常が破綻するので、基本的には一社受けたらまた一社、みたいな感じになる。

エージェントからは「複数受けて、転職先同士の比較しましょう!現職との比較は無意味です!」と言われているけど、複数受ける余裕があれば受けてます。

では子持ちの転職活動はどうすればいいのか。

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解決策①工数の少ないエージェントに登録する

面接対策が手厚いほど合格が近くなるのは当然です。しかし子持ちにはエージェントに足を運ぶ時間がないわけで、夜に電話を受けても子どもがいてじっくり話せないわけで、それなのに面接対策シートだの模擬面接だのフィードバックだの…いやそんなの無理ですやん。だんだんとエージェントのことが疎ましくなってくるんですよね…。

「手厚いエージェントにお世話になる→面接対策が自分でできるようになる→工数の少ないエージェントに登録して案件だけ流してもらう」ようにするとストレスが少ないです。

解決策②bosyuやWantedlyを活用する

ある程度転職活動に慣れて来たら、bosyuやWantedlyなどサクッと応募できるサイトを活用しましょう。ただ、あくまでも「ある程度慣れてきたら」がいいかなと。いきなり面接でうまく話せる人はいないし、初めて書く職務経歴書なんてただの紙クズです(言い過ぎ?)

問題点は、気軽に応募できるぶん応募者も多いので、突出した実績がないと面接にすらたどり着けないケースも多いこと。その逆もしかりで、しっかりとした実績があったり、Web上で確認できるポートフォリオが充実している人はサクッと決まったりもする。そういう人はエージェントなど登録せずにサッサと動きましょう。

解決策③他者に協力を要請する

もっとも身近なのは夫ですね。夫がお迎えに行ってくれれば仕事後にエージェントと話したり、予定さえ合えば面接に行ける。これを読んでくださっているパパさんがもしいましたら、ママの転職活動に是非ご協力をお願いします!!!パートナーの仕事って家族への影響大ですよ!!!

「今すぐに転職したい。転職活動が最優先!」という人は、夫じゃなくてもばあばとかファミサポとかシッターさんとか活用するのもいいかと思います。転職活動が長期化するのは辛いので、外部を頼って短期決戦いっちゃいましょう。

解決策④徹底した自己分析

とりあえず受けてみて自分に合う会社か判断する…そういうことをやっている時間がないのがワーママです。内省が得意な人は、いろんな業界のことを調べて、自分のやりたいことや望む条件を書き出して、それにマッチするものだけ受けましょう。

ひとりでは難しい人は、誰かに壁打ち相手になってもらうのも手です。そこらへんは、withworkさんにお世話になっていて、LINEで友達登録して、相談に乗ってもらっています。


今回の転職活動の学び

かなりバタついている転職活動ですが、個人的にはやってみて大正解でした。自分の市場価値を見直せるし、話し方の勉強になるし、キャリアの棚卸もできる。

私は本業で採用に関わっているので、求職者の気持ちになれたことも大きかったです。こんなことをつらつら思いました↓

「面接ドタキャンされること多いけど、本業でトラブルあるともう面接受ける余裕残らないし、仕方ないことでもあるのかな」
「結論ファーストで話すの意外と難しい。質問の意図を汲みながら話しているつもりなのに回答が長ったらしくなってしまうな」
「実績を語るとき、事実と意見を切り離してしっかり話すのは訓練がいる」
「提出物や事前に確認しておいておいてほしいものなど工数が増えるとやる気が減る」
「面接は志望度が低くてもとりあえずうける人もいるから辞退は当然」
「志望度が高くても面接官の雰囲気で一気に辞退したくなることもある」
「面接後にテンションが下がってしまった候補者も、適切なアドバイスで持ち直し、最終面接に向けてモチベーションを再燃させられることもある」

本業は派遣スタッフの採用なのですが、うちのチームでもたまに求職者に履歴書だしなおさせたり、紹介する派遣先によっては職歴書を修正させたりしてたんですね。で、その過程で連絡が取れなくなる人も出てくる。

いや、わかる、気持ちめっちゃわかる(笑)

相手がきちんとしていない人だから連絡つかなくなるのかなと思ってましたが、こちらの対応で相手のやる気をそいでしまっていたんだなと。この人は採用決まりそう!って読みがある場合は、本人の転職モチベーションを削がないことが最優先だなと感じましたね。

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面接を受けるのは楽しい

私も月に20人程度面接するのですが、最近マンネリ化してきてるなと思ってまして。まぁ派遣先が確認したがる事項をチェックすればいいので、マンネリ化しやすいのはしかたないんですが。

でも自分が面接受けてみて、面接がうまい面接官ってのは確実にいるんですよ。話の運びがうまかったり、ちょっと答えに詰まったときに質問の切り口を変えてくれたり。面接官の印象がいいと会社の印象も良くなる。自分ももっと面接官として、会社の顔になっていることを意識しようと思いました。

エージェントの指導が学びすぎる

エージェントは当たりはずれが激しいと言われますが、担当さんとの相性が合えば学べることがたくさんあります。私はLiBzCAREERさんにお世話になっています。

エージェントさんからよく言われたのが、「話の順番を変えましょう」ということ。例えば、「なぜ転職をしようと思ったか」に対して①と②でどちらが良い印象でしょうか。

①オプション販売に力を入れることになり、お客様のためになるのかと疑問を持ったことがきっかけです。人の役に立ちたいと思って働いていますが、会社の利益を優先するあまりお客様のご要望に向き合えてないと感じて転職することにいたしました。
②私が仕事において大事にしていることは、人のお役に立つということです。現職ではオプション販売に力を入れることになり、会社の利益を追求するあまりそれがが叶えられなくなっていると感じており、転職を決意いたしました。

①も②も「会社が利益を優先している」「私は人の役に立ちたい」という2点を転職理由に挙げています。話す順番を少し変えるだけで、「会社の批判をしている」印象にもなれば「軸がしっかりした人だ」という印象にもなるのです。

ポイントを押さえるだけで、とても感じのいい受け答えができるようになります。話のクセを修正してくれるアドバイスはとても貴重なので、どんどん吸収したいもの。有意義でございました。

以上、ワーママの転職活動雑記でした。思ったより長くなってしまった。ここまで読んでくれた方いたらありがとうございます!みなさんも理想のお仕事に出会えますように。

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