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「新しい資本主義実現会議」でのキャリアコンサルタントへの期待
こんにちは。
キャリアコンサルタント佐渡治彦です。
岸田総理を本部長とする「新しい資本主義実現会議(第27回)」が、令和6年5月9日に開催されました。
この会議は、新しい資本主義実現への重要なステップとして位置付ける以下の「三位一体の労働市場改革」を具現化するために開催される会議です。
「三位一体の労働市場改革」
① リ・スキリングによる能力向上支援
② 個々の企業の実態に応じた職務給の導入
③ 成長分野への労働移動の円滑化
今回の会議では、以下のようにキャリアコンサルティングにも触れられています。
「キャリアコンサルティングの効果は、仕事への意欲が高まった(45.4%)、自己啓発する労働者が増えた(36.0%)
といった効果を感じている事業所が多い。」
(出所)厚生労働省「令和4年度能力開発基本調査(事業所調査)」
![](https://assets.st-note.com/img/1717922034280-KkHujpVmyj.png?width=800)
会議のまとめの「論点案」では、
「キャリアコンサルティングによって仕事への意欲が高まった、自己啓発する労働者が増えた、と企業が評価していることに鑑み、我が国全体に広げて いくべきではないか。 」と今後、益々、キャリアコンサルタントへの期待が盛り込まれました。
「三位一体の労働市場改革」でも唱えられているように、現在の我が国の労働環境は、今後、益々、成長分野への労働移動、「ジョブ型」採用、リスキリングによる個々のスキルアップの必要性等が増してくるでしょう。
このような環境の中、キャリアコンサルタントによる企業、労働者へのサポートの需要は、増えてくると予想されます。
キャリアコンサルタントへの社会での役割が期待されていると思います。
今後も、更に期待に応えられるよう、日々、自己研鑽をしていきたいと考えます。
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