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お別れと学び

令和とゴールデンウィークの真っ只中で、世の中ハッピーですが、自分にとって悲しい知らせがありました。 

事業所を開設当初に、主任として働いていた看護師が白血病の為に逝去されました。

まだ50代と言う若さでした。

主任は開設してからの2、3年程しか一緒に働いていませんでしたが、今彼女との思い出を振り返ると、仕事の事で喧嘩をしていた記憶しか思い浮かびません。

それだけ何でも話が出来る間柄だったのでしょうか?

でも当時は、目の上のたんこぶならぬ、目の下のたんこぶでした。

しかし、通夜の最中にふと、彼女と一緒にある職員を面談した時の事を思い出しました。

その職員は看護師でしたが、体調管理が上手く出来ておらず、休みがちな方でした。

その職員に対して、

「自分の体調管理も出来ないのに、入居者のお世話なんか出来るの!?」

と熱く話をした時の事が、通夜の最中、延々と頭の中を駆け巡っていました。

通夜の冒頭で放映された生前の写真の中にはグループホームで、職員みんなで撮った写真も含まれていました。そして彼女が好きだった福山雅治の音楽も流れて目頭が熱くなりました。

私自身、今月で40歳を迎えます。

人生やるべき事や、色々経験してきたつもりだったので、いつ死んでも悔いはないと思いましたが、葬儀に参列して思いました。

やっぱり悔いが残ります。

人は軽々しく「死にたい」とか言ってはダメだと分かっていたのに、最近なかなか仕事で上手くいかず、自分をどこか見失っていました。 

彼女との出会いは自分にとっての学びでした。
本当にありがとうございます。

そして安らかにお眠り下さい。

※写真は投稿の内容と一切関係ありません。

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