五感が「今」を思い出させてくれる

昨日料理をしているときに久しぶりに片栗粉を使った。

「さらさらして気持ちいいー！！」
触れた瞬間そんなことを思う。

五感はいつだって「今」を思い出させてくれる。

わたしは気づいたら頭ばかり使ってしまうタイプで、過去や未来をよく行ったり来たりする。

別にダメなわけではないけれど、ときどき「 今」を生きてる感覚が薄くなる。

そんなとき、助けてくれるのがこの五感

何かに触れることで、感覚が「 今」を呼びこしてくれる。
何かの香りを嗅ぐことで、「今」を感じられる。

「 今」を生きている気がする。

おまけ

昨日生徒が絵を描いていて、それが「ヤンキーが、お菓子を持った笑顔な子供になる」といったストーリー仕立てだった。

「どうして笑顔になったの？」と聞くと

「甘いお菓子を食べたから、怒ってたのが甘くなったんだよ」って。

（なんなんだ、その可愛い回答は…！）

可愛い回答なのに、なんていうか真理をついている気がしてとても印象的だった。

大人になるといろんなことを考えて、あ〜でもない、こ〜でもないと
もがいてしまうことが多いけど
怒ったときは甘いもの食べて、元気がないときは歌って踊ってくらい単純でいいのかもしれない。

例えば、抱えきれないほどの孤独があったとしても、その人が毎日愛に包またら自然と元気になるような、生徒の絵からはそんな希望に満ちていた。