ハーモニーのコロ休み特設ページ

コロナウイルスによる東京での陽性患者数が1194となった4月7日、ハーモニーは通所を休…

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コロナウイルスによる東京での陽性患者数が1194となった4月7日、ハーモニーは通所を休止にし、所内での活動を見合わせることにしました。 このページは、その『コロ休み』の間とその後の私たちの記録です。

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    同じ月を見あげて ハーモニーで出会った人たち

    見るもの聞くもの、すべてが不思議 「心の病」と共に生きる人たちのそばでオタオタ、30年。 おかしくて、切なくて、あったかい、かけがえのない生の軌跡。 著者は、「幻聴妄想かるた」で知られる、障害者就労継続支援B型事業所「ハーモニー」のスタッフ。 口をつぐみ、町の中にいながらも「いなかったことにされた人たち」――精神障害者の世界を、支援者が語り始める。 この本と、新澤さんのこと -齋藤陽道 私たちは、いつ、どのように崩れるかわからない、やわらかくて繊細な弱さを含んだ砂の家なのだ。 砂の家をめぐって厳しい現実を見つめる新澤さん。崩れる砂をともに掬い集め、ともに直し、コツコツと関係を築いていく。 不意に訪れた悲しき日もごまかさず描く。それでも日常はやってくる。何気ない日常のかけがえなさを深く噛み締めた人にしか表せない描写によって、登場するみんながふしぎなほど近しくなる。そうして、自分自身の抱える弱さをも愛でたくなる。 [装画]ウルシマトモコ [ブックデザイン]高木達樹 今回こちらの書籍をハーモニーでご購入頂くとハーモニーオリジナル特典をプレゼント! ■目次 プロローグ――ハーモニーへ Ⅰ はじまり 1 哲也さんのギター 2 香風荘 3 私の居る場所 Ⅱ 転機 4 幻聴妄想かるた 5 幻聴妄想かるた その二 Ⅲ ハーモニーの日々 6 余生とアップルパイ 7 良太さんと煙草屋の夫婦 8 Mr.チャーリー☆スター 9 水平の虹 10 失踪の心得 11 大きな地震のあとで Ⅳ 家族の風景 12 進さんの乾電池 13 私のお墓のまえで 14 母の名前を書く 15 父たちと戦争 エピローグ――永島愛生園にて 出版社 ‏ : ‎ 道和書院 (2024/4/26) 発売日 ‏ : ‎ 2024/4/26 言語 ‏ : ‎ 日本語 単行本 ‏ : ‎ 272ページ ISBN-10 ‏ : ‎ 4810536033 ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4810536034 寸法 ‏ : ‎ 12.8 x 2.1 x 18.8 cm ■著者・訳者紹介 1960年広島市生まれ。精神保健福祉士、介護福祉士。東京学芸大学教育学部卒。大学院中退後、デイケアの職員や塾講師、職業能力開発センターでの木工修行を経て、1995年、共同作業所「ハーモニー」開設と同時に施設長に就任。その後、「ハーモニー」は障害者就労継続支援B型事業所となりサービス管理責任者(2023年まで)。現在は特定非営利活動法人やっとこ理事長。 (2024年4月現在)
    2,200円
    ハーモニーの幻聴妄想かるた
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    超・幻聴妄想かるた(本単体)

    ハーモニーのメンバーには幻覚や妄想を体験した人たちがいます。彼らの体験や生活を題材に3作目になるかるたを作りました。 ご要望にお応えして本のみの販売も行うことにしました。 本には施設長の新澤によるかるたの解説の他、27ページにわたる齋藤陽道氏の写真、上田假奈代氏のワークショップの記録と対談、伊藤亜紗氏のエッセイ、六車由実氏 他のコラムなど盛りだくさんの内容でお楽しみいただけます。 *商品の発送は迅速を期しますが、場合によっては1週間ほどかかる場合があります。 価格の2,000円には、定価1600円に消費税128円と郵送手数料272円が含まれます。5冊以上のご注文の場合は、送料が安くなる可能性がありますので、このページからの注文は行わず、ハーモニーまでメールでお問い合わせ下さい。 harmony_setagaya@ybb.ne.jp
    2,000円
    ハーモニーの幻聴妄想かるた
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    同じ月を見あげて ハーモニーで出会った人たち

    見るもの聞くもの、すべてが不思議 「心の病」と共に生きる人たちのそばでオタオタ、30年。 おかしくて、切なくて、あったかい、かけがえのない生の軌跡。 著者は、「幻聴妄想かるた」で知られる、障害者就労継続支援B型事業所「ハーモニー」のスタッフ。 口をつぐみ、町の中にいながらも「いなかったことにされた人たち」――精神障害者の世界を、支援者が語り始める。 この本と、新澤さんのこと -齋藤陽道 私たちは、いつ、どのように崩れるかわからない、やわらかくて繊細な弱さを含んだ砂の家なのだ。 砂の家をめぐって厳しい現実を見つめる新澤さん。崩れる砂をともに掬い集め、ともに直し、コツコツと関係を築いていく。 不意に訪れた悲しき日もごまかさず描く。それでも日常はやってくる。何気ない日常のかけがえなさを深く噛み締めた人にしか表せない描写によって、登場するみんながふしぎなほど近しくなる。そうして、自分自身の抱える弱さをも愛でたくなる。 [装画]ウルシマトモコ [ブックデザイン]高木達樹 今回こちらの書籍をハーモニーでご購入頂くとハーモニーオリジナル特典をプレゼント! ■目次 プロローグ――ハーモニーへ Ⅰ はじまり 1 哲也さんのギター 2 香風荘 3 私の居る場所 Ⅱ 転機 4 幻聴妄想かるた 5 幻聴妄想かるた その二 Ⅲ ハーモニーの日々 6 余生とアップルパイ 7 良太さんと煙草屋の夫婦 8 Mr.チャーリー☆スター 9 水平の虹 10 失踪の心得 11 大きな地震のあとで Ⅳ 家族の風景 12 進さんの乾電池 13 私のお墓のまえで 14 母の名前を書く 15 父たちと戦争 エピローグ――永島愛生園にて 出版社 ‏ : ‎ 道和書院 (2024/4/26) 発売日 ‏ : ‎ 2024/4/26 言語 ‏ : ‎ 日本語 単行本 ‏ : ‎ 272ページ ISBN-10 ‏ : ‎ 4810536033 ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4810536034 寸法 ‏ : ‎ 12.8 x 2.1 x 18.8 cm ■著者・訳者紹介 1960年広島市生まれ。精神保健福祉士、介護福祉士。東京学芸大学教育学部卒。大学院中退後、デイケアの職員や塾講師、職業能力開発センターでの木工修行を経て、1995年、共同作業所「ハーモニー」開設と同時に施設長に就任。その後、「ハーモニー」は障害者就労継続支援B型事業所となりサービス管理責任者(2023年まで)。現在は特定非営利活動法人やっとこ理事長。 (2024年4月現在)
    2,200円
    ハーモニーの幻聴妄想かるた
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    超・幻聴妄想かるた(本単体)

    ハーモニーのメンバーには幻覚や妄想を体験した人たちがいます。彼らの体験や生活を題材に3作目になるかるたを作りました。 ご要望にお応えして本のみの販売も行うことにしました。 本には施設長の新澤によるかるたの解説の他、27ページにわたる齋藤陽道氏の写真、上田假奈代氏のワークショップの記録と対談、伊藤亜紗氏のエッセイ、六車由実氏 他のコラムなど盛りだくさんの内容でお楽しみいただけます。 *商品の発送は迅速を期しますが、場合によっては1週間ほどかかる場合があります。 価格の2,000円には、定価1600円に消費税128円と郵送手数料272円が含まれます。5冊以上のご注文の場合は、送料が安くなる可能性がありますので、このページからの注文は行わず、ハーモニーまでメールでお問い合わせ下さい。 harmony_setagaya@ybb.ne.jp
    2,000円
    ハーモニーの幻聴妄想かるた
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    超・幻聴妄想かるた (本+札セット)

    2018年末現在、3作発表した「幻聴妄想かるた」シリーズの第3作目となります(2018年発売) ハーモニーのメンバーには幻覚や妄想を体験した人たちがいます。彼らの体験や生活を題材に3作目になるかるたを作りました。本作ではメンバー以外の人たちが作った札も加え、カラフルで楽しいかるたが全96枚。 本には施設長の新澤によるかるたの解説の他、27ページにわたる齋藤陽道氏の写真、上田假奈代氏のワークショップの記録と対談、伊藤亜紗氏のエッセイ、六車由実氏 他のコラムなど盛りだくさんの内容でお楽しみいただけます。 *商品の発送は迅速を期しますが、場合によっては1週間ほどかかる場合があります。郵送にあたって外側のケースを折りたたむ場合があります、その場合はお客様の方で組み立てていただきます。 単体のみの販売も可能ですが、詳しくはハーモニー( ℡:03-5477-3225 Mail:harmony_setagaya@ybb.ne.jp )までご連絡下さい。 超・幻聴妄想かるた (本+かるたセット) 定価 2,800円(税別) ( 税込み 3,024円 ) 2018年6月1日発行 <本> 著者:新澤克憲+就労継続支援B型事業所ハーモニー 編集:佐藤恵美、米津いつか(ノマドプロダクション) デザイン:ライラ・カセム 写真:齋藤陽道 イラスト:富樫悠紀子 校閲: 大澤 啓德 目次 はじめに・・・ 新澤克憲(ハーモニー施設長) 集うこと、語ること、生きること - ハーモニーと幻聴妄想かるた ・・・ 新澤克憲 1.いたずらに評価しない、評価されない場所 2.「幻聴妄想かるた」の誕生 3.みんなの「幻聴妄想かるた」へ 『超・幻聴妄想かるた』読み札とエピソード エピソードを寄せたハーモニーのメンバーたち ・・・ イラスト 富樫悠紀子 [コラム] 私とハーモニー うたかたの日々・・・ 戸島有貴子(ハーモニースタッフ) 「幻聴妄想かるた」と「すまいるかるた」 ・・・ 六車由実(すまいるほーむ管理者) 複数の現実を取り戻す ・・・ 深澤孝史(美術家) 線引きを薄くし混在させる、居心地の良さ ・・・ 黒瀬憲司(ハーモニースタッフ) 苦痛やつらさはサンショウウオとなって ・・・ 雨貝覚樹(高野山真言宗僧侶) [写真]妄想と希望の炒め物をめしあがれ ・・・ 齋藤陽道 [対談]みんなの誰にも言えない話をかるたにする ・・・ 上田假奈代(詩人・詩業家)×新澤克憲 [寄稿]和気あいあいの他人事 ・・・ 伊藤亜紗(美学者) <かるた> 文・イラスト:就労継続支援B型事業所ハーモニー 監修:新澤克憲 制作:佐藤恵美、米津いつか(ノマドプロダクション) デザイン:ライラ・カセム
    3,080円
    ハーモニーの幻聴妄想かるた
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はじめに

ようこそ、ハーモニーのコロ休み特設ページへ 4月7日、ハーモニーでは当面の所内での活動を見合わせることにしました。比較的年齢が高く、内科の合併症を持つ人が多かったり、区内の大きな乗換駅を経由してやってくる人もいることを考えるならば、出来るだけ家にいながら、この大変な時期をやりすごしていくことがいいのでは、とスタッフは考え、メンバーたちと相談しました。 「行くところがなくなったら困る」「安くておいしいハーモニーのお昼ごはんが無くなったら大変だ」「ともだちやスタッフに会えない」

    • ハーモニーアダルト文庫『側室

      作: 平 和 (たいら なごみ)  俊が居る時に限り、学校が終わってから俊の仕事が終わる迄、冬夜が部長室の前室に居る事が増えた。  不安定な子なので、俊も煩くは言わないし、会社に来たいと言われた時も止めなかった。寧ろ、それくらいの骨折り、構わなかったくらいだ。だから、直ぐに受付に連絡を入れ、犬飼冬夜名義の通行証を作らせた。それを使って52階迄来ているのだが、当然、他の情人とのデートは冬夜には内緒だ。それらは全部、社用にしてあるから、部長って忙しいんだな、と納得している。  

      • ハーモニーアダルト文庫『毒』

        作:平 和 (たいらなごみ) 『龍司』 『えっ』 『龍司』 『先生』 『龍司。違うだろう』 『トシさん』 『龍司。違う』 『魔王』 『龍司。違うよ』 『ジョーカー』 『龍司。ふざけているのか』 『部長』 『龍司。全然違う』 『じゃあ、何て』 『龍司。判らないのか』 『はい』 『龍司。トシだ』 『トシ?』 『龍司♡』 『トシ♡』 「うわぁ〜っっ!!」  龍司が、奇声を発して跳ね起きた。 「なっ何だっ、今のっ」  俊(センセイ)の夢をみるなんて、いつ振りだ?  犯って貰えたから

        • ファシストの 父親の こと       

          『益山弘太郎詩集』 詩:益山弘太郎 Poem, 詩になるかどうか 語らずには 居られない 聞いてください 私が いつも 言及する 狂気の父親との 少年時代の 生活 母親は 職が あった から 私はいつも 父と 2人きり 会話 といえば 世界に冠たる 優秀美を誇る 日本国を 賛美する だけ 30分 演歌 TV番組 が ちらっと 観客席 は 父親と 同年代 「ふざけるなー いい歳をして たわけた ダラ放送を 得々として 観やがってー 弛んでら!一億総白痴化 」 と

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        マガジン

        • ハーモニーアダルト文庫
          22本
        • きんちゃん放浪記
          8本
        • 益山弘太郎の詩のページ
          10本
        • さよならコロちゃん缶バッチ
          3本

        記事

          ハーモニーアダルト文庫『生徒会』

          作:平 和  (たいら なごみ)  冬夜と知り合って1ヶ月程経った。  この1ヶ月、ほぼ毎日電話があって、それも時間無視して掛かるもんだから、中々大変だった。  幸か不幸か、犯ってる最中に電話が入る事はなかったが、寝てる時(だから深夜)とか、トレーニング中(だから早朝)とかに掛かって来た。  何度も、深夜に訪ねて行った。丸で見計ったかのようにその時は美樹が居て、少し話してあったから抜け出せたようなもんだ。尤も、泊められる情人は、今は居ない。2人共、そして、その2人が結婚して

          ハーモニーアダルト文庫『生徒会』

          益山詩集『懐かしい 空 故郷』

          詩人:益山 弘太郎 澄み切った 冬の 空 冷えた 空気に 12月の 太陽の 陽が 舞っている ああ 日本の どこかで 18歳の 頃だった 同窓生たちは 今も この 同じ 空を 観ているの だろう 45年間が 過ぎ去ったが 伊豆箱根鉄道は 現在も 変わらず 走っている らしい 三島、広小路、田町、 韮山、長岡、大仁、修善寺 そうだね 私たちに 翼が あるのなら この 鮮やかに 広がった 空で 再会を 果たしたい 札幌、仙台、東京

          益山詩集『懐かしい 空 故郷』

          益山詩集『願い 親子3人』

          詩人:益山 弘太郎 木漏れ日の 中で 風は 揺れる 君の 愛が 欲しい 君と一緒に家族になれたら どんなに 幸せ だろう だから 僕は 最近 いつも 運命に Cosmos と pansy の 花を 捧げて いるのさ 息子が できる のか 娘が できる の だろうか 親子 3人 で 手を 繋いで 歩いてみたい 我が子が 燥ぐ 姿を 見て 私たち には 選択の 余地は ない この 子を 守る ためには 生命さえ 投げ 出す だろう それは そうと して 町の 様子を 見ると 今

          益山詩集『願い 親子3人』

          ハーモニーアダルト文庫『ロングツーリング』

          作: 平 和 (たいら なごみ)   五月晴れの夕暮れ。  西の空がオレンジ色に染まっている。  久方振りの定時上がりで1人。第一秘書の美樹の方が、今日に限って言えば忙しく、他の情人を当たろうか。  大学病院の外科医のマサシは、丁度オペ室に入ったとこ。  スーパーモデルのリズは、ショーでロンドン。  代議士の圭介は本会議ちう。  手作り銃の匠でジュエリーデザイナーの凶は、表裏でてんてこ舞いちう。  カメラマンの山口瑞希(ヤマグチミズキ)は、撮影で北欧旅行ちう。  弁護士

          ハーモニーアダルト文庫『ロングツーリング』

          iPhone の 恋人

          詩: 益山 弘太郎 季節の移り変わりの色で 町の様子は動いていく ついこの間までは 真夏の青 太陽が燦々と照りつけて 灼熱の赤だったね 今日はもう秋 茶色の枯葉も増えている あぁ 会いたい女性がいる 今頃 誰男に恋してる でもさぁ ついこの間 メッセンジャーしたよね 君は dance の人だった コロナ禍 今は dance は仕事よ . . . と ある日 僕が 可愛いちびっ子の stories を screen shot して メッセージしたら また 君

          都心の南国

          写真:ほのかさん

          ハーモニーアダルト文庫『試射』

           作:平 和 (たいら なごみ)  美樹に手伝わせ、部屋の片付けをしていた。俊は、部屋に物を多く置きたがる人ではないので、家具などはそう沢山ある訳ではないが、それでも、季節毎の大掃除でかなりの不用品が出る。その殆どが衣類で、毎月10着のスーツ一式が新調されて来るから、1シーズン終わると30着のスーツが要らなくなって衣替え。そんな、毎シーズンの片付けの延長線上で、物置き、と言う事になっている納戸の整理をした。ここに越して来てからだから、10年余り手付かずのままだった。 「ドキ

          ハーモニーアダルト文庫『試射』

          ハーモニーyoutube配信第2弾    「答えにならない喫茶店」(配信日未定)メール募集 !        

          東京世田谷区にある就労支援継続B型ハーモニーには、精神障害があり、幻聴や幻覚と生活を共にする人が集い、語らったり、働いたりしています。 ハーモニーでは「超・幻聴妄想かるた」というコミュニケーションツールを作って、自分たちの生きづらさをカルタの題材として明らかにすることで、カルタで遊ぶ人たちが障がいのあるなしに関わらず生きづらさからくる不安や孤独を分かち合う試みに取り組んできました。 また、アーティストとのコラボレーションでさまざまな形でハーモニーの現場を地域に開き、ハーモ

          ハーモニーyoutube配信第2弾    「答えにならない喫茶店」(配信日未定)メール募集 !        

          ハーモニーアダルト文庫『文化の日』

          作 : 平 和 (たいらなごみ)  9月のある日の事だった。  智の恋人は、まだ高校生。それも受験生だ。しかし、普通に学校行事はあって、不意に11月の予定を訊かれた。 「まだはっきりしないが、どうして?」 「11月の第1土曜日曜は、白山百合祭なんだ。今年で最後だから、智さんにも来て欲しくて」 「白山百合祭?」 「文化祭だよ」 「ああ。空いているようなら伺うよ」 「うんっ♡」  犯る事犯って、シャワー後のブラッシング中の話だった。  智は明確には答えず、その日、部長補佐として

          ハーモニーアダルト文庫『文化の日』

          落花生

          写真:山中さんのアパートさん No.1 No.2 【作者コメント】 豆と豆の接触感が都会的 くっつきそうでくっついていなかったり、くっついていなさそうでくっついていたり、真ん中が私、上がお父さん、斜め上が弟 三軒茶屋の人間関係ってこういうの。接点が少なくて線のようで点で接している。

          ゼンタングル作品

          作者: シナク ソロウ ゼンタングルやりました。ちょっと前の出来事でしたが、やっている間は「無」になりました。 「無」っていいな~。 拡大したい人は画像をクリックしてください。

          CNAK SOROW のページ

          曲作りました。 聴いてみてください。           ー CNAK SOROW