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GIFTS「扉を探す道」~感謝徒然

夢の中、その声は言った。
「人々は喪失を経て自由を得るだろう」
声と共に夜明けの光の中、人々が街へと歩き出すようなイメージがあった。

本当の本当に深い核の意味としては、自由――精神的に苦しみなど自分を束縛するものから解放されるには、自分がそうだと思い込んでいるありとあらゆるものを手放さなければならないだろう。

その中には「自分は(誰かは)こういう人間だ」という無意識の信念やその逆で「自分が(誰かが)あのような人間であるはずがない」という信念も含まれる。


多くの人々はそれと意識せずに対立を抱えて生きている。
自分と誰かの対立だったり、誰かと誰かの対立を自分の中に持ち込んでいたり。
或いは自分自身に抑圧された自分との無意識下の対立だったり。

今世界を取り巻く状況の中でそれが表面化してきているように思う。

テレビなどのメディアという目に見えるのもを通じて世界と繋がることで、頭と心と、内側の深い部分がバラバラになって生きている。
それに気づかないまま声を張り上げて叫んでいる。

これまで抱え込んできた痛み、不安を。時に憎しみの表現を通して。
自分がそうだと信じているものを通じて自分の正しさ、正当性を。
権力、お金、信用など、自分を守り支えていると思うものを守るための言葉を。
叫んでもかき消すことができない怖れを抱いて。

知らないものは見えないし言葉に表現できないから、この他にもあるのかもしれない。
気づかないまま、束縛されたり闘いに巻き込まれ吞まれていっている。

でもね。

本当に、ひとがそれぞれ見たいものを見ているだけなんだ。
起きていることをシンプルに言うとそういうことだ。

自分自身がバラバラに分断されたままの状態ではホントウは見えてこない。ざわざわした心で必死に考えて考えて考えて・・・守りたい誰かがいて、思い通りにならない誰かがいて、皆内側に沸き起こっているものを持て余している。
そして何かを切り捨てて納得させている。結論付けたようで内面ですっきりしない何かを、痛みを抱えている。

善と悪。是と非。関心と無関心。
バラバラの中で揺れ動きながら、絶え間なく闘いの為にエネルギーを費やしている。
闘いは外の何かに対するものだけでない。内側で行われる闘いもある。

そんなことはずっと前からそうなのだ。
見えにくかったものが今回のことで表面化して見えやすくなっただけ。

言うなれば。
今まで自分が無意識に捉まってしまっていた葛藤、分離による闘いから離れやすくなったということだ。
全世界で同時に気づきが起こる、これまでにないチャンスなのかもしれないと思う。

「GIFT」

極端な言い方をすれば人災とも言えるような形で命が失われていもいる現状、このような言い方は怒りを覚える人もいるだろうし、不謹慎にもとれるかもしれない。
でも、実際子どもふたり生死に関わる病気で、うちひとりが致死的な治療を受けたこと、だからこそのいま人生をギフトと呼べる自分だからこそそう言いたい。

データは均一だ。
だからこそ見えてくるものがある。

だけど人の人生はデータ化できない。データでは測れない。
だからこそ奇跡的だ。

好きなだけ分離に呑まれて、闘って、苦しんで或いは楽しんで・・・嫌になるほどやり切ったらそこから出るときだ。
「自分はなにをやっているんだろう」
「なんのためにこうしていたんだろう」

自分への問いかけが始まったとき、思考に頑張らせるのをもうやめて。
感情に手綱を取らせるのをもうやめて。

一息つこうよ。

本当の出口を見るために。

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