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転換1

今日は雨。
自宅サロンのリニューアルOPENといいながら、予約もないスタートです。

なにせ入念に準備して始めたわけではない。
状況に迫られて1週間あまりでなんとか形にしたという状態。

今日はその事の発端となった出来事とそれがもたらしたものについて書きたいと思います。

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それは休み明けの月曜の朝、出勤してからのこと。
急に職場にルールが記された雑な手書きのメモが置かれていた。

それは朝のシフトに関する出勤時間とそれを破った場合の罰則、やるべき仕事の内容などを記したもので、それを皮切りに今後他のシフトについてのルールも規定していくとのものだった。

問題はそれによるとわたしの現状の出勤時間はいつも遅刻扱いになるということ。
そして、示されている出勤時間前についたことなどこれまで数回しかないこと。
契約ではOPENの15分前ぐらいに来ればいいということで話があったのを、わたしたちが十分な準備ができるよう自主的に早く出ることにしていたのを、それより早めの時間を厳守にされたのだ。

罰則は洗濯関連を全部やるというもので、別に嫌な仕事でもなく日々皆でやっていることだ。
でもそんな何でもない仕事もペナルティを受けてやっているのだという余分な意味づけをされてしまった。

現状遠方からの出勤で到底その時間での勤務が無理なわたしは勤務時間の変更をお願いしたわけだけれど、「全店一斉にやるルールだから」「これが金曜日の夜に決まったルール。これが新しい契約内容になる。従えないなら契約を更新しないということで辞めてもらうしかない」の2点しか会話のパターンがなく、結果わたしは辞めることを選択したのだった。

いつかは辞めようと思っていた、そのタイミングが急に来た。そんな感じだった。長年ご愛顧くださった指名の方々の予約が既に一部は来月まで入っていたこともあり、月末までの契約ということでその間はルールに従い働くことになっていた。

それで1週間が過ぎたところ。最後の3日間働くために月曜の朝出勤したが、その日は働かせてもらえなかった。
正確にはそれ以降。その朝突然契約が打ち切られたからだ。

オーナーは「私の働いていた分売り上げが落ちるのは痛手だがやむを得ない(指名の顧客が殆どだったため)」と話していたのだが、顧客に辞めることを説明する際に「今後も○○(店の名前)をよろしくお願いします」と言わずに自分の店の案内をしたことが契約違反だという。

勿論そんな契約はない。現にオーナーも「それが筋だ」という言い方をしていた。
だから解雇は不当なのだ。業界的にマナー云々があるにしても。
それにしたってオーナーが指名顧客が減ることで売り上げが落ちてもやむを得ない発言をしたからこそ、その後急に自宅サロンを本格化することを思いついて行動に移したわけなのだが、オーナーは「そんなこと言っていない」の一点張りだった。

以前からオーナーの気分が会社の法だということはよくわかっていたし、状況を変えられるものでもない。
その週の見込みだった収入を諦めて、その日の指名の方は既に来店されていたので事情を話して謝罪し、空いていたスタッフが施術を担当した。

そうしてそれなりに円満に契約を終わるはずだったわたしのその店での計画は大番狂わせで最悪な気分でお店を後にした。

(長文の為転換2に続きます)

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