がんばっているのに痩せないと言う方の本当の理由はもしかしたら?
こんにちは。管理栄養士&脂質改善シニアインストラクター&ポジティブライフコーチの張戸です。
仕事柄、ダイエットの相談を受ける事がよくありますが、同じ事をお伝えしても成功する方としない方がいます。世の中に出まわっているダイエット本にしても、同じようにやっても痩せる人と痩せない人がいると思います。
この違いは何でしょうか?
同じようにお伝えして、出来る人とできない人の違いは、おそらく自分に言い訳しているかしていないか、なのではと思います。できない人の特徴は、お伝えした内容やダイエット本の自分が出来るところだけをやって、できないところは言い訳する傾向があります。
例えば、ダイエットのポイントとして3つお伝えしたとします。
1つ目は、食べる時間に気をつけましょう。夜は8時までに食べ終わるようにしましょう。
2つ目は、急激に血糖値が急激に上がりやすいものだけを食べるのはやめましょう。
3つ目は、時間によって、特に夜食べるものは消化を考えて食べましょう。
とお伝えしたとします。
できない方のケースによくある、仕事がハードでほぼ毎日残業で、遅い時間にしか食べられないという場合、結局食事の時間が夜遅くなります。そして、仕事だからしょうがないよねと自分を納得させます。
この場合3つお伝えした内容のうち1つ目は出来ないわけですが、そうするとどうなるかというと、不思議なことに2つ目も3つ目もできなくなる傾向が多いんですね。残業で夜遅くなって食べる食事は、疲れているのでどうしてもコンビニやインスタントになりがちで、糖質中心の食事になります。
この時によくきく言葉は、「ストレスで食べてしまいました」ですが、これもいいわけなのではと思います。「ストレスだからしょうがない」という言い訳。
あれもダメ、これもダメと言っていては、何も変えられないので、ダイエットもできない、という事になります。
がんばっています、という内容をよくよく聞いてみると、ダイエット本でも出来るところだけ部分的にやって、できないところは、しょうがないよね、と言い訳を見つけている。
そして、はじめは頑張っていてもそのうちできていた部分も、何かあると「しょうがないよね」と言い訳してやらなかったりしていませんか?
自分を変えたいと思ったり、成りたい自分になろう!と思うなら、苦手だからやらないと言っていてはいつまでたっても変わらないのではないかと思います。
コーチングではよくDoingとBeingと言います。Beingつまり思いがあってもそれだけではいつまでたっても現状のままなので、Doingつまり行動が必要なのです。
ですので、コーチは必ず宿題をだします。クライアントさんがちょっと無理かもというような事を、ぜひやってね!と。それに言い訳しないで出来た人が成長できたり、夢をかなえられるのです。
ダイエットもぜひ、仕事や環境などのせいにして言い訳せずに、「どうしたら出来るだろう?」と考えてやってみると、成功するのではと思います。