ハチミツいただいてもよろしいでしょうか〜UK旅行記①〜
みなさん、プーさんって知ってます?
あの愛くるしい姿をしたプーです。プー。
私、プーさん大好きなんですよ。
あの愛くるしいメタボっ腹と終始貪欲にハチミツを欲しがる姿勢がなんとも好きです。
ディズニーランド行こうもんなら真っ先にプーさんのアトラクション行きます。
どんなキャラクターも大体、「呼び捨て」か「ちゃん」を付けて呼ぶと思うんですけど、プーだけは「さん」を付けて敬意を込めて呼ぶじゃないですか。あれ、なぜなんでしょうね。
プーさんの聖地イギリスでは、プーをなんと呼んでるんでしょうか。
Mr.Poohですかね。
それとも、日本に輸入される際、敬称が付いたんでしょうか。謎は深まるばかりです。
そんな私ですが、学生時代、旅行でイギリス行ったことがあるんです。
目的は、ビートルズの聖地アビーロードへ行くことと、プーの聖地ハートフィールドです。
イギリス旅行記を書くと長くなるので、ここではプーに話を絞ります。
「POOHSTICKS」という遊びをご存知でしょうか?
数人で橋の上から小枝を落としてどの小枝が一番早く流れるかを競う競技です。
この「POOHSTICKS」。
イギリスではポピュラーな遊びのようで、公式ルールブックまであります。
「橋の上から小枝を落とすだけ」というなんともシンプルな遊びですが、その遊びをするため、はるばる日本からイギリスへ行き、プーが実際に遊んだという橋まで行ってきましたよ。
遠いんですよ、これが。
まず拠点となる「プー・コーナー」というお土産屋さんみたいな場所まで行くのにえらい時間がかかります。
そこでお店のおばちゃんと一緒に記念写真撮りました。まだお元気なのかなあ…
さらにそこから「プーの橋」まで徒歩で相当歩きました。
ただ、景色は相当素晴らしかったです。友人含め計五人で行ったんですが、イギリスの郊外をひたすら歩くのはそれはそれで良い経験になりました。
「プーの橋」までの道すがら、適当な小枝をそれぞれ選んで歩き続け、いざ「プーの橋」に着きました。
私の想像では、「観光客がみんなPOOHSTICKSやってるんだろうなあ、わくわく」って感じだったんですが、誰もやってなかったです。
いざやろうとすると、現地の方々に、「プー、くすくすプー」と笑われました。プーだけに。
でも、せっかくここまで来たからやりました。
『プースティック公式競技規則』の序文にこんな一文があります。
プースティックで遊ぶ事は人生の意味を理解させてくれます。
それを自覚するには少々時間がかかりますが、貴重な修練を与えてくれる上、知能の増進を図ります。
貴方と貴方のお友達を一緒に遊戯が楽しめるよう希望しています。
…
どうやら私たちにはまだ早い大人の遊びだったようです。
無情にもただ小枝が流れていくのみで今一つ盛り上がりに欠けてしまいました。
人生の意味を理解するには、少々時間が足りなかったようであります。
POOHSTHICKSはこんな感じでしたが、プーの聖地ハートフィールドは本当にすばらしい場所でした。
プーの聖地ハートフィールドの街に、プー・カントリーという場所があるんですが、プー・カントリーは、大別すると三つの場所に分けることができます。
プー・コーナー・ショップ
プーに関するコレクションやお土産を販売しているショップ。
公式サイトもあるようですよ。
プースティック・ブリッジ
POOHSTICKSを遊ぶための橋ですね。
人生の意味を理解するための場所です。
The 100 Aker Wood
プーと彼の友人たちが遊んだ森です。物語の多くはこの森が舞台ですね。
上記以外にも、歴史的な街並みや、記念館、農園、庭園、蒸気機関車などなど…プーカントリーには魅力的な場所がギュッと詰まっています。
ぜひとも、プーさん好きな方おられましたら行ってみてください。
あっ、ちなみに私はプー太郎です。
いずれ気が向いたらイギリス旅行記なんかも書いてみたいなと思う次第です。
あれ、どこかから声が聞こえる…
「ハチミツちょうだい🍯」
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なんだか思いの外、振り返りが楽しかったので一つにまとめておきます。