貼絵とんぼ

日々を漫然と、しかし焦燥感と共に生きております。焦燥感から抜けられるまでの間、しばしこ…

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日々を漫然と、しかし焦燥感と共に生きております。焦燥感から抜けられるまでの間、しばしここで文字を綴ろうと思います。 焦燥感から抜けられても続けるかもしれません。

最近の記事

残暑見舞い

お久しぶりです。貼絵とんぼです。 四月に大学生になってから早三ヶ月が過ぎまして、もう夏休みでございます。 暦の上では本日八月八日は立秋、秋だそうで。 季節の挨拶状は「暑中見舞い」から「残暑見舞い」に変わるそうで。 いや、まだ全然夏真っ盛りですけどね、体感。  私なんかは今年初めて夏至が六月にあると知ったものでして、まあとにかく季節の移り変わりに疎いので「さあいよいよこれから八月、夏本番か」みたいに意気込んですら、いたわけです。  しかし実際は、どうやらこっから先気温

    • ゴミ収集車を追っかけた

      こんにちは、貼絵とんぼです。先日、人生で初めてゴミ収集車を追っかけました。 ドラマや映画なんかではよく見るゴミ収集車を追っかけるシーン、昨日自分で追っかけるまでは「そんなことリアルであるのか?」とかなり冷めた目で見ていました。 実家暮らしが人生の大半以上を締めていたわけですから、そういうことに半疑的な目を向けていたのはまあ必然だったわけですが…。 友人たちと家を借りて暮らしていた時もそんなことはありませんでした。 あれ、余談ですけどなんかゴミ出しした記憶がない…。誰か

      • 初めてゴキブリが出た

        こんばんは。貼絵とんぼです。 タイトルテロと言いますか、ゴキブリなんて文字でだって見たくない!という人もいるかもしれないので、まずは謝ります。ごめんなさい。 先日のことでした。 そろそろ眠りにつこうかと、歯を磨きに台所へ。我が城には洗面所がないので台所と兼用です。鏡がないのは若干不便。 寝支度をする段階ですから当然眠気もそれなりにあります。眠い体を動かして台所へ。ちなみに台所は玄関のすぐそば。 もうオチは分かるかもしれませんが、ここで出ました(笑) ゴキちゃん。

        • 鬼才だの天才だの使いすぎ

          インターネットを見ているとよく見るコメントです。「天才」とか「鬼才」とか。世間の人はみんなこの言葉が大好きです。 もちろんインターネットや世間だけではない。メディアはこぞって天才とか鬼才という言葉を使いたがる。私はこの風潮に嫌気がさしています。 卵が先か鶏が先か、という話でもないですが、世間が天才とか鬼才という言葉が好きだからそれをメディア多用しているのか。それともメディアが使うから世間がその言葉を気に入っているのか。どちらなんでしょう。どちらでもいいのですが。 「〜は本

          ワイヤレスイヤホン唯一の欠点

          ワイヤレスイヤホン登場当時、新しいものに最初から食いつくタイプでない私は当然出遅れました。普及が始まるとようやく安全と認識して自分でも手を出す。あまり冒険しないタイプの人間ですね。したいです。 ワイヤレスイヤホンを手に入れてからと言うもの、もちろんこいつはなくてはならない存在へと昇格していきました。音楽を聴く日も、特に聴きたくない日もとりあえずワイヤレスイヤホンをしてノイズキャンセリングをオンにする日々です。 さて、表題の通りそんな愛用品であるワイヤレスイヤホンに私は一つ

          ワイヤレスイヤホン唯一の欠点

          メタルペンシルをレビュー

          こんばんは。貼絵とんぼです。今日は買ってみた物について紹介してみようと思います。 買ったのはもう三週間くらい前のことですが、その時はあまりのショックに、noteに書こうなどとは一ミリも思わず。ふと商品のレビューなんかしてみたいと思って今更書いてみようと思った次第です。 ロフトに目当てのシャープペンシルがなかった私は、そのまま帰るのも勿体無い気がしてしばらく文具コーナーをうろうろしてました。そしてその時ふと目に止まったのがメタルペンシル「metacil」です。 この商品最

          メタルペンシルをレビュー

          お日様の匂いはダニの死骸じゃないらしい

          元々こまめな性格ってわけでもないのですが、布団を頻繁に干すのを躊躇う理由がありました。 通説である「お日様の匂いはダニの死骸の匂い」ってやつです。これのせいでどうにも天日干しに嫌なイメージが。 しかしそんな私のもとに一つの嬉しい記事が飛び込んできました。 それがお日様の匂いはダニの死骸ではない、って記事。 それどころかお日様の匂いってのは香水の成分が作り出された結果みたいです。日に当てるだけで香水なんてなんだかお得感ありますね。 お日様の匂いがダニの死骸だとしたら、

          お日様の匂いはダニの死骸じゃないらしい

          エッセイとの出会い

          そこまで本を読み漁るという方ではないのですが、そういえばエッセイとの出会いは強烈だったなという記憶が。 エッセイと出会ったのは小学三年生の頃。当時の担任が結構私は好きだったのですが、その人が面白い、おすすめ、と思う本を教室に置いていました。そういうところが好きだったのかも知れません。 で、確か小学三年生の頃どうしても読書をしないといけない時間があり(そうでもないと私がその本棚に出向くとは思わないため)その時にふと手に取ったのがたまたまエッセイでした。 当時の私は、本とい

          エッセイとの出会い

          AIとの共存(chatGPT等)

          今日noteを開いたらAIによる創作の補助機能みたいなものを案内されました。試しに記事の案を「手塚治虫」とだけ入力してみたらまあ出るわ出るわ。 昨年、イラスト業界はこのAIの進出により激動の時代となりました。初めこそ陳腐な絵を機械が描ける程度だったと私は認識していますが、その成長速度は目覚ましく、素人目にはプロの描いた絵なのかそうでないのかが判別できないほどに。色の使い方なんかもものすごく洗練されていて、本当、私は言われないと分からなくなっています。 これを踏まえてイラス

          AIとの共存(chatGPT等)

          豚ロース100円切り!

          晴れて一人暮らしをスタートした私ですが、いちばんの変化はやはり実生活においての意識でしょう。 ゴミ出しの日も、電気代も、何も気にしなかった生活から一変、自分がやらなければ他にやる人は誰もいないという環境がスタート。 未だに実家のゴミ回収の曜日とか全く知りませんが、今住んでいる地区のゴミの日は一通り把握したようです。これが一人暮らしというやつか、と戦慄しております。 変化は至る所に、です。外にハンガーを掛けっぱなしにしていたらカラスに盗まれました。早急にカラス避けを買わね

          豚ロース100円切り!

          僕は人差し指の爪。右手の人差し指なんだけど僕が生まれてもうしばらく立つ。僕のご主人はどうやらギタリストらしくて右手の爪は全部全く切らないんだ。 左手の人差し指の爪君は入れ替わりが激しい。しょっちゅう切り捨てられて、仲良くなる暇もないんだ。まあいいんだけどね、隣の中指の爪がいれば僕はいつでもハッピーさ。 僕らは大体同じ時に誕生して、以来ずっとお隣なんだけど僕よりちょっとばかし背が高い。中指って大体は人差し指より高いらしくて僕が話しかける時にはいつも上を向かなくちゃいけない、

          人の心

          物心がつき、若干七歳にして不意にこの世界の真実に辿り着いてしまった。 私が地球上最後の人間で、周りに存在する「人間らしきもの」は全てロボットであると。 違和感は特になかった。疑ったこともなかった。ただなんとなく気づいたのだ。私の他に人間はいない、ということに。 両親も、兄弟も、学校にいるみんなも、全ては誰かが私に見せている幻なのだ。そしてきっとみんなは、私が最後の人類であることを知っている。知っていて私にそれを伝えない。きっとそれを伝えることは出来ないようにプログラミン

          ペーパーバック

          こんばんは。貼り絵とんぼです。これを読んでいる方は普段、本を読む時はどんな媒体で読むでしょうか。 私は、本は紙で読みたい派です。電子書籍ももちろん便利で好きですが、やはりロマンを追うとなれば断然紙です。読書にロマンを追うのはあまりかっこよくもないかもですね(笑) 実際紙で読むのが好きな人はおそらく多いと思いますが、その中にも派閥はあるのでしょうか。 村上春樹訳の「ライ麦畑でつかまえて」のペーパーバック化されたものを最近読み始め、そこで初めてペーパーバックの存在を認知しま

          ペーパーバック

          日常

          朝、遮光カーテンの境目から光が差し込む。周りが活動を始める音がする。また日常が始まる。 まずはトイレに行く。「ガラガラ」と音が鳴る引き戸を開け、そしてトイレのドアをゆっくりと開く。冷たい床、まだ春になりきらない三月の冷気が流れてくる。一つしかない寝室は寝る直前まで付けていた暖房の恩恵か、まだ少しだけ暖かさを残している。その寒暖差に身慄いする。 トイレを済ませるとカーテンを開ける。部屋に、朝が流れてくる。まだぼんやりとした色彩で形成される朝の世界で、目の前にいる鬼だけが、い

          なぜ蔓延するのか

          こんばんは。貼り絵とんぼです。 Twitterのリプ欄にたまに貼られる画像にこんなものがあります。 筋肉ムキムキの男の人が筋トレをしていて、その横に立っているヒョロヒョロの人が横から「その筋トレ意味ないですよ」という画像です。 元は誰かのTwitterあるあるとしてツイートされたものが、汎用性の高さからたくさんの人がその画像を流用しているのですが。 要するに素人がプロやプロ級の人に分かったような口をきいている、というのがTwitterあるあるとして取り上げられているわ

          なぜ蔓延するのか

          色味

          こんにちは。貼り絵とんぼです。 街を歩いていると、人とすれ違います。東京はそういう場所です。もちろんどこに住んでいても人とは多かれ少なかれ、すれ違うのですけど。 ふと思ったのですが、最近のファッションの流行って形がメインなのでしょうか。奇抜な形こそ流行ってはいるものの、色味自体はそんなに派手なものはない気がしました。この間街を歩いた時に思いました。 ファッションの話題なんて無知な人間にとってはセンシティブな部類に入るのですが、ふと無知なりに思った戯言だと思って見てくださ