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エッセイとの出会い

そこまで本を読み漁るという方ではないのですが、そういえばエッセイとの出会いは強烈だったなという記憶が。

エッセイと出会ったのは小学三年生の頃。当時の担任が結構私は好きだったのですが、その人が面白い、おすすめ、と思う本を教室に置いていました。そういうところが好きだったのかも知れません。

で、確か小学三年生の頃どうしても読書をしないといけない時間があり(そうでもないと私がその本棚に出向くとは思わないため)その時にふと手に取ったのがたまたまエッセイでした。

当時の私は、本といえば小説とか、物語のあるものしか知らなかったので、ストーリーが描かれていない本の形をしたものそのものが衝撃でした。

「こんなものを買った」と言うエッセイ本。いまだに好きです。小学三年生の当時、本当に何回も読み返した上に自分でもエッセイの連載を勝手にして友達に読ませたものでした。

それからと言うものエッセイを読み漁る、かといえばそうではないのですが、物語に飽きた時にはエッセイなんかはちょうどいい気がします。ゆるくていいですよね、エッセイ。小学校の時連載したエッセイも、確か4.5回でやめた気がします。


小説以外の本を知らなかった私にとってこれが読み物として面白いことそのものに衝撃を受けたもんでした。文章というのは物語があって始めて読める代物だと私は思っていたし、それ以外は読み物として認められないと思っていたのでした。要するにエッセイとの出会いが私の常識も一緒に壊してくれたわけですね。

ちなみにその本、いまだに私が持っています。ちゃんと貰った記憶はないので借りパクかもしれません。いつか会えたらお返ししなければ(笑)




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