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ゴミ収集車を追っかけた

こんにちは、貼絵とんぼです。先日、人生で初めてゴミ収集車を追っかけました。

ドラマや映画なんかではよく見るゴミ収集車を追っかけるシーン、昨日自分で追っかけるまでは「そんなことリアルであるのか?」とかなり冷めた目で見ていました。

実家暮らしが人生の大半以上を締めていたわけですから、そういうことに半疑的な目を向けていたのはまあ必然だったわけですが…。

友人たちと家を借りて暮らしていた時もそんなことはありませんでした。

あれ、余談ですけどなんかゴミ出しした記憶がない…。誰か、同居人がやってくれてたんでしょうか…。

さて、人生初一人暮らしからはや三ヶ月以上が経過。

9時前に起床、ゴミはとりあえず出しました。

大学でのオンライン授業が終わり、さて、一息つくかというところで気づいてしまいました。出し忘れたゴミ袋。小さかったのでつい見逃していました。

ああ、もうダメか?
と思ったその時!

ちょーど外からゴミ収集車らしき車の音が。

私は急いでゴミの袋を縛り、一応他に出すべきものがないか部屋をチェック!

準備万端!そして部屋を出ました。

いない!

車の音は依然聞こえますが、姿は確認できず。
どうやら近くの道を曲がったらしいです。

ここで初めて気づいたんですけど、ゴミ収集車の移動速度、思ったよりも全然早いです。

完全に見失ったわたし。

しかしまだ音は聞こえる。走れば間に合うはずだ!

そう確信し、そして走り出すことを決心。

朝のダッシュ、オンライン講義は座ったままだし、体は寝起き同然。かなりハードな運動です。

左の方から、ゴミ収集車の音がするぞ!

自分の耳を信じて左に曲がると、そこにいました、ゴミ収集車!

しかしすでに回収の人は当たりのゴミを回収し、「オッケー」みたいな掛け声をしています。辺りのゴミ集積所は空っぽ。全部ゴミ収集車の中に。つまり、走り去る五秒前。

私は後ろからヨタヨタ走り、「これも受け取ってくれ!」と最後の力を振り絞り心の中で念じてみることに。

ピピ。

ゴミの回収をしている、「オッケー」って掛け声をしている人がこちらを振り向いてくれました。念が通じました!

「これもお願いします!」
「はーい、ありがとうございます」
(いえ、こちらこそ本当にありがとうございます!)

走り終わると、結構息も上がったし、疲労困憊でございました。出し忘れは今後禁物ですね。

てな具合で無事ゴミを持っていってもらいました。ありがとうございます。

そしてゴミ収集車は意外とスピードが速いです。今回の一番の気づき。

ここまで読んでくださりありがとうございます。またよろしくお願いします。


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