《絵本レビュー》ぎったんばっこん
こんにちは、今日は午後から雨が降るみたいなので、洗濯問題をどうしようかと考えてました。
子供の時は、雨が好きだったはずなのに、大人になると家事が脳裏をよぎり楽しむことが少なくなってまいりました(笑)
今日は、そんなモヤモヤした気持ちを吹き飛ばすくらい楽しい絵本のレビューをしようとおもいます。
それが、コチラっ【ぎったんばっこん】です。
文は、なかえよしをさん。絵は上野紀子さんです。
絵本のねずみくんのチョキコンビですね(^^)
この絵本は、貰い物でしたかね。
忘れてますスイマセン(笑)
初版が1977年12月で、ロングセラー絵本です。
《ストーリーについて》
ぎったんばっこん(シーソー)に動物たちが次々と乗っていくお話です。
とりさん→ねずみくん→うさぎさん→いぬさん....
どんどん乗ってきて、ぎったんばっこんします。
調子よく遊べていたのに、かばさんが乗ってきたとたん、とまってしまいました。
アラアラ..
動物たちの表情は一転、不安になり.....。
《10コの好きなところ》
①絵本のレイアウトが赤い枠と、緑と青の背景比率。青い背景には、文を書くスペースで統一されている。これが、とっても見やすい。
②体重の軽めの動物から重めの動物の登場という流れがワクワク度をUPさせる。
③シーソーが、やけに長いところが話のポイントかもしれない。なぜ、こんなに長いのか。
④動物たちがニコニコしながらぎったんばっこんしているところがよい、楽しそう。
⑤からの、かばさんが乗ったことで表情が曇る。そこから、話の流れが変わるポイント。
⑥話の流れが変われば、動物たちがシーソーに乗っている順番も変わる。
⑦ 文が、第三者が見ているような書き方で書かれているなと思ったら実際に、そうだった。
⑧実際にそうだったというのは、あとがきにそう書いてあったんけど、そういうハプニングがあったのかもしれないと想像し、読者は更に楽しめる。
⑨やっぱり、作者はねずみくんを愛しているんだなぁというところ。
⑩最後は、お決まりハッピーエンド、最高!
《読み聞かせをしてみて》
うちの娘たちは、シーソーを結構怖がるタイプなんです。
ですが、この絵本を読み始めてから、楽しめるようになりましたね。
文中の『ぎったんばっこん♫』『ぎったんばっこん♪』を一緒に読んでパワーがついたのでしょう。
そして、お話の中で、かばさんが乗ってシーソーが動かなくなった時に、絵本の中の動物と同じ表情をしていたので、そこが個人的に面白かったです。(笑)
《おしまいの言葉》
遊具って、楽しむためのモノですよね。
この絵本では、シーソーという遊具とそれでコミュニケーションをとりながら楽しんでいる動物たちよく描かれているなぁって思いました。
大人の、私たちの、遊具ってなんでしょうね。
スマホ?(笑)
☆彡
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