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《絵本レビュー》おばけのやだもん

おはようございます!
連日、ハムスターを飼うかどうか迷っているコボシです。

小動物ダイスキデス。(学生の時ちっちゃいもの倶楽部をつくってたことは内緒の話)

はい、そんな事はどうでもいいですね(笑)
では、早速いってみましょう!

本日ご紹介する絵本は《おばけのやだもん》です。作者は、イラストレーターでもある、ひらのゆきこさんです。

初版は、2014年6月でシリーズ化されてますね。


《ストーリーについて》

主人公は、やだやだ言う子どもをオバケにしちゃう、おばけのやだもんです。

木に扮したり、自動販売機に扮したりして、やだやだばっかりいう子どもをみつけて、くっついてはオバケにしちゃいます。

そんな調子こいてた、やだもん。
ある日、次のターゲットさっちゃんを見つけました!
オバケにしようかなというその時、さっちゃんのママが、がおーーーーって怒っちゃいました。

はたして、さっちゃんとやだもんはどうなるの?


《10コの好きなところ》

①単純にやだもんが、ワタアメみたいでビジュアルや動きがかわいい、目が青いところもGOOD。

②やだもんが子どもをオバケにするステップが、結構こわい。

③でも、絵や文がポップなので楽しく読める。

④子どもが、よくやるダダをこねるパターンベスト3。

⑤さっちゃんの純粋な成長ぶりに感動するし、お母さんにも共感できる。(世のお母さん方、お疲れ様です)

⑥やだもんと、さっちゃんのコミュニケーション力や思いやりにギュッとくる。

⑦空を飛んでいるページで、家々の絵の色遣いがファンタジーすぎる、うっとりした。

⑧さっちゃんの、やだもん返しに座布団3枚あげたい。

⑨話し言葉がたくさん入っているので、子どもたちも理解しやすい。

⑩最後のページは、やだもんが読者(特に子どに向けて)に注意してくれる。


《読み聞かせをしてみて》

最初は、『やだもん、かわいい!!!』から始まったんですけど、だんだん娘たちは恐怖を感じてましたね(笑)

しまいには、『ママのいうこと聞くから、やだもんこないよね?』と念入りに聞かれました。

わたしが面白がって『あっ、カーテンにやだもんがっっ』って言うと、
『ギャーーーママきらい』と怒られまして(笑)

かなり、困った時に助けてもらえそうだなって思いました。しめしめ。


《おしまいの言葉》

一見楽しそうな絵本なんですけど、しつけスパイスが効いている一冊です。

わたしは、心の中で(やだもん先生ありがとうございますっ)と何度、感謝の意を伝えたことか。

めちゃくちゃお利口さんな子どもなんていませんし、いたらそっちの方がやだもんより、怖いなと思うんです。

だから、こういう絵本がありがたいし平和だなと感じるわけでありますっ。


☆彡



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