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《絵本レビュー》どんなきもち?

こんにちは。
エアコンの、除湿と冷房の違いがイマイチ実感できていないコボシです。

就寝する前に、冷房タイマーをかけるんですが、朝喉を痛めていることが多くてですね(´・_・`)

夏風邪は長引くといいますから、気をつけないといけないなぁ〜なんて。

皆さまも、気をつけてくださいませ。

はい。じゃ今日もはじめていきましょう。
まさに、今の気持ちがどこかのページかに描かれているであろう絵本【どんなきもち?】です。

作は、ミース・ファン・ハウト。
訳は、ほんまちひろさんです。

初版は、2015年6月ですね(^^)


《ストーリーについて》

全ページ、魚の絵とリンクするような言葉が書かれてあります。

子どもたちが、気持ちを素直に伝えるための【こころ絵本】第2弾って書いてありますので、きっとそういうことでしょう。

大人の皆さんにともっても、きっとページをめくるたびに自分の心とリンクする言葉がみつかるはずです(^^)

ちなみに、姉妹本として【ともだちになろう】が【こころ絵本】の第1弾みたいです。


《10コの好きなところ》

①とにかく、各ページ魚の表情と言葉(文)がぴったりで感動。(例えば、言葉が【うんざり】だったらそのページに描かれているお魚が超うんざりした表情をしているということ)

②魚はすごくカラフルに描かれているけれど背景は真っ黒。
わたしの解釈では目を瞑った状態ででてくる自分の可視化が魚として描かれていると思ってる。

だから目を瞑った状態=真っ黒

③構成は、全ページ右側が魚の絵、左側が言葉で、どちらもシンプルにかかれているので凄く見やすい。
文字が読めないお子さんでも文字のデザインで伝わる。

④ページ数も結構多く、いろんな魚の表情を楽しめる。

⑤言葉の書き方もすごく凝っていて気持ちを可視化しているようなデザインになっている。

⑥さらに、言葉の背景は真っ黒ではなく、その言葉にあった背景になっているところ。

⑦子どもと一緒に【今のきもち】を共有できる一つのツールにできるところ。

⑧他の絵本でもそうなんだけど、印刷技術が凄い。とても、綺麗な色彩、そこに感動。

⑨大人の方も、読んでいたらいろんな感情が蘇るのかもしれない。

⑩最後は、幸せな文でハッピーエンド。


《読み聞かせをしてみて》

これって、結構面白かったんですけど娘たち(4.7)は絵の方(魚)ばっかり見て、私は言葉のデザインの雰囲気ばかり見ていたんですよね。

人間が受け取る情報のうち、8割は視覚からの情報といわれるくらいなので、まぁ娘たちは魚を見ることの方が易しかったのかもしれません。
それか、魚の方に興味をもってたか.....。

わたしは、デザイン好きなんでそっちに興味が働いたり、その言葉の背景の雰囲気が好きなのかもしれないですね(笑)

まぁ、『どんなきもち?』とわたしが聞くと
『しあわしぇな、きむちぃ』と言ってました。


《おしまいの言葉》

ずっと絵本を読み聞かせていると、わたしの共感力がスキルアップしたのか、

この絵本の

ポジティブワードには、より心がはずみ、
ネガティブワードには、より心がげんなりしましたね。

それだけ、土台としてコチラの絵本が素敵だということなんでしょうけど。

子どもの想像力は無限大で、言葉のボキャブラリーとは反比例しているので、そういう時に、こういう絵本でそっときもちを聞いてあげたいなぁって思いましたね。

今日も絵本に気づきをもらっております。
絵本最高。

☆彡

『好きな絵本が出てきたら、ぜひコメントくださいっ(^^)喜びの共有したいです。』








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