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《絵本レビュー》まほうのえのぐ

こんばんわ(^^)
こんな時間にっ。

今日は娘の学童のお迎え時に『777』ナンバーの車をみてニヤニヤしてました。

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なんか、こういうのうれしいですよね(笑)

さっ、昨日に引き続き作者、林明子さんの絵本『まほうのえのぐ』のレビューをしたいとおもいます。

初版は、1993年4月です。

《ストーリーについて》
主人公のよしみは、お兄ちゃんが持っている絵の具を使って絵を描きたいと思い、かしてもらいます。

なかなか上手くいかなくて、描いてはみたものの、色が混ざり合ってどろんこみたいになってしまいました。

パレットと水入れを洗いに行って戻ってくると、ヘビが絵の具をくわえて森の中へ入って行きました。

よしみは後を追って森の中へ....。

よしみと動物たちの楽しいお絵描き物語です。

《10コの好きなところ》
①まずは、タイトルの文字のデザインが、絵の具をチューブから出したような感じになっている。

②林さん特有の、繊細な柔らかいタッチがリアルで優しい。

③全ページ文の周りを線で囲んで、その上をしゃくとりむしがはっている。

④しかも、ページによってしゃくとりむしの色が変わる。そして、ページが進むにつれて、しゃくとりむしが動いているようにみえる。

⑤よしみを思うお兄ちゃんの優しさが、文を通してよく伝わる。

⑥森に入っていくページの木の一本一本に顔が描かれているところ。見守っている表情が優しい。

⑦動物と一緒に絵を描くページは圧巻で、ヘビは全身を使って絵を、キツネはしっぽを使って絵を、みんな楽しく描いているところが素敵。

⑧夢中で描いている、よしみの顔や服が絵具まみれで楽しそう。これもまたリアル。

⑨そのよしみの描いた絵が裏表紙にデザインされているところ。じっくり見れるしとても素敵。

⑩最後は、お兄ちゃんもびっくり、ハッピーエンド!

《読み聞かせをしてみて》
次女(4)は、ヘビから絵具を取られて『かわいそう』と言ってましたね(笑)

長女(6)は、動物たちと一緒に描いているページがお気に入りでしたね(^^)

わたしは、斜め目線でこんなお兄ちゃんイイなぁなんて思って読み聞かせしてました。

結構ストーリーの展開がいくつもあるので娘たちも集中してくれました。

《おしまいの言葉》
本当に、森の中で動物たちと一緒にお絵描きできたら楽しいだろうなぁって想像しました。

そういえば、小さい頃おばあちゃんちの飼い犬が大好きだったんですけど、一緒にどんぐり拾いに行ってましてねぇ。

懐かしいなぁ。
人間じゃなくても生き物が近くにいるだけで何か安心したりするんですよね(^^)

もう一度、会いたいなぁ。

☆彡





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