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《絵本レビュー》とこちゃんはどこ


こんばんわ(^^)

今日は、ギリギリ雨が降りませんでした。(どういう表現の仕方っ!?)
ですが、低気圧で引き続き重ダルイですね(笑)

梅雨期間を、どうにかして有効活用したいと日々考えてます。

じゃあ、やりますかっ。
絵本レビュー張り切っていきましょう!

今日ご紹介する絵本はコチラッ、[とこちゃんはどこ]です。

作者は、東京子ども図書館理事長でもある松岡京子さん。
絵は、前にレビューした『カラスのパンやさん』でおなじみ、加古里子さんです。


コチラの絵本は、長女の誕生日プレゼントにもらいました。(絵本をプレゼントに選ぶなんて素敵すぎます)

《ストーリーについて》
主人公は、おばあちゃんにもらった赤い帽子をいつもかぶっている、とこちゃんです。

名前の通り、ちょっと目をはなすと、すぐとことこ駆け出して何処かへ行ってしまいます。

市場でとことこ....どこへいったのでしょう?
動物園でとことこ....どこへいったのでしょう?
海でとことこ....どこへいったのでしょう?

とことことことこ、お父さんとお母さんはどうするのでしょうか?

《10コの好きなところ》
①加古先生の絵がかわいいし、ディテールが細かいし登場人物が多すぎるところが素敵すぎる。

②主人公の設定と名前がかわいい。そして、名前が性格と連動している。

③主婦のお喋りしている様子や、とこちゃんが興味津々でトコトコ駆け出す様子、お父さんやおばあちゃんの気持ちの描写がリアルで共感しかない。

④この絵本は、とこちゃんが迷子になるところがポイントで、とこちゃんを探すところに意味や楽しみをもってきている。

⑤しかも、とこちゃんを探すページは、色のトーンが揃えられているので、探しにくいところがまた良い。

⑥だから、探すポイントは赤い帽子をかぶっているとこちゃんというところで、子どもが見てもわかりやすい。

⑦ 子どもと大人の体力や行動の違いの差がわかりやすく文で表現されている。

⑧おばあちゃんにおいては、違う視点や責任感が垣間見えて面白い。(孫というのは、心配が増えるのかなぁ)

⑨デパートのページでは、加古先生が過去に書かれただるまちゃんシリーズの絵がこっそりと描かれているところ。みつけたら、ラッキーな気分になれる。

⑩最後は、家族でハッピーエンド!

《読み聞かせをしてみて》
とこちゃんが、ウォーリーを探せ並みに隠れるんですよね(笑)

なので、見つけるのは、けっこうむずかしいわけです。
加古先生って、やっぱり凄いんですよね。
たくさんの登場人物とたくさんのモノを描かれるので。

娘たちは、必死にとこちゃんを探してましたね。
無言の域です。

お父さんが、くたびれていた絵を見て笑ってました(笑)

《おしまいの言葉》
2、3才の子どもって、ほんの少し目を離しただけでも、とことこどこかへ行ってしますよね。

わたしも自分の娘に、とこちゃんを当てはめたり、とこちゃんのお母さんに同情しますね。(笑)

世の中の2、3才のお子さまを育ててらっしゃる皆さま、おつかれさまですっ。

ぜひ今日は、自分にご褒美を与えてくださいね(笑)

☆彡

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