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《絵本レビュー》ちいさなうさこちゃん

こんにちは!
今日は朝から寝坊しちゃいまして、娘と一緒に顔を真っ青にしながら学校の準備をしました。

いつまで経っても、性格が変わらない私です。

さぁ、今日もやっていきましょう。

きっと、皆さま好きなはず!!!
【ちいさなうさこちゃん】です。

文と絵は、ディック・ブルーナさん。
訳は、いしいももこさん。

初版は1964年6月でシリーズ化されております。
(2010年4月に改版されています)


《ストーリーについて》

うさこちゃん(ミッフィーちゃん)のお父さんとお母さんの紹介からはじまります。

ある晩のこと、窓の外に天使が!!!!!
そして、赤ちゃんができるという予言をして飛んでいきます。

そこから、本当にうさこちゃん(ミッフィーちゃん)が生まれるわけです。

うさこちゃんの誕生日秘話がつまった、優しい物語です。


《10コの好きなところ》

①作者のブルーナさんっぽい、原色をつかったシンプルな絵がとっても好き。白メインで太い黒の線も好み。

②物語の最初と最後が、家の絵で構成されている。家の窓の開け閉めで表現されているところ。
表現の仕方がオシャレ。

③そもそも、ミッフィーちゃん=うさこちゃんというコトをはじめて知ったし、ミッフィーちゃんの両親の名前もはじめて知った。

④うさぎの顔の各パーツが、絶妙なバランスで描かれているところ。クレヨンしんちゃんやドラえもん並みに難しい。

⑤背景に花とか星とか描かれて、その大きさが絶妙だし、少し大きめ。(対象が小さい子どもだから?)

⑥物語に登場する動物が全て優しくて、仲が良いというところが平和で素敵。

⑦訳されている文で、うさこちゃんの『目』のコトを『おめめ』と表現されているところが赤ちゃんらしくてかわいい。

⑧本のサイズも正方形で、小さい子どもも、自分で手にとり読みやすい。

⑨登場するキャラクターの目線が全部読者の方を向いているところ。

⑩最後は、おうちの窓を閉めてハッピーエンド。


《読み聞かせをしてみて》

もーわたしの1番の衝撃は、ミッフィーちゃんって【うさこちゃん】っていうことですね(笑)

子どもたちは、『天使かわいー天使かわいー』って連呼してましたね(^^)
ほんと、こうやって予言してくれたら嬉しいですよね。

全ページ同じ大きさで絵が描かれていたので凄く見やすかったですし、疲れませんでした。
この絵本が【1才からの対象】になっているので、納得しましたが。


《おしまいの言葉》

1才から、うさこちゃんシリーズの読み聞かせをしてもらえたお子さんがうらやましいなと妄想してました。(ものすごい数あるんですけどね)

絵本は、自分の心の中をうつしてくれるんですよね。
こういう平和で優しい物語のお話であれば、共鳴して、そういう気持ちになります(笑)

世の中も、うさこちゃんの住んでいるところのような世界観になればいいのになぁ。

なぁーんて。

☆彡





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