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《絵本レビュー》よるくまクリスマスのまえのよる

こんばんわ!
そろそろ九州は梅雨明けの足音が聞こえてきます。

毎日毎日眠いですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

わたしは久しぶりに、カールのチーズ味を食べて最近のお菓子のクオリティは高いなぁなんて昔の人みたいにいっておりました(笑)

さぁ、やっていきましょう!

今日も、昨日に引き続き、季節外れのクリスマスにピッタリの絵本【よるくまクリスマスのまえのよる】のレビューをしたいと思います。

作者は、酒井駒子さん。
初版は、平成12年10月です。


《ストーリーについて》

クリスマス前夜、誰かがドアをノックする音が....。
よるくまが、遊びに来ました。
(よるくまとは、主人公の男の子のクマのお友達です。)

よるくまは、クリスマスを知らず男の子のから、クリスマス飾りのイエスさまと、家と飛行機を貰います。

すると、突然電気が切れて.....。

男の子とよるくまの、こころ温まるファンタジーな物語です。


《10コの好きなところ》

①もう、よるくまの姿がめちゃくちゃ可愛い。特に、目がつぶらなところや、胸にはお月さまが描かれているところ。今回はマフラーを巻いてる。

②主人公の男の子の目線で背景が描かれている。
のでクリスマスツリーもものすごく大きく表現するために本のサイズから見切れている。

③よるくまがサンタさんを知らないところ。そして、よるくまが男の子からもらうアイテムが話のキーになっている。

④ある意味、男の子とよるくまの出会いを回想するような展開になってくる。

⑤背景はイエロー、文周りはブラックになっているところがクリスマスらしい。

⑥その回想シーンにかかせないのが、よるくまと飛行機で夢の中を飛び回る。

⑦ そして、お母さんとよるくまとの記憶が蘇るページはわざとセピア風なタッチで描かれている。

⑧ところどころで天使がこっそり登場してファンタジーな気持ちになる。

⑨宇宙みたいな空間で、お母さんの声が聞こえるページも素敵。

⑩ 最後は、メリークリスマスでハッピーエンド。


《読み聞かせをしてみて》

娘たちは(7.4)よるくまと男の子が、飛行機で空を飛ぶページをみて
『いいなーーー』
『本当にとべるのぅ?』
『みんな、ねてるねぇ〜』
なんて事を言ってました。

そのあとに、よるくまのお母さんから抱っこされるよるくまをみて、わたしに甘えてきましたね(笑)あれまぁ。


《おしまいの言葉》

わたしの小さい頃のクリスマスといえば、その時期にスーパーに並ぶ赤い長靴に入ったお菓子を母からもらっていた思い出があります。

特にミルクやクッキーなどは用意するわけでもなく、人工のクリスマスツリーだけを飾ってましたね。馬鹿騒ぎして‼︎

たわいもないクリスマスですよ(笑)
でも、なんだかそういうのが幸せで待ち遠しかったなぁ。


☆彡








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