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《絵本レビュー》おなみだぽいぽい

こんばんわ!

食欲の秋なのか、ハマってしまっただけなのか、火星が接近しているからかはわかりませんが...。

はい、わたしく最近TKG(卵かけご飯)にハマっております(笑)はい、2杯食べました。
したがって卵を2個食べたことになります。
栄養取りすぎであります。

・・・さぁ、今宵もやっていきましょう!
レビューする絵本は、【おなみだぽいぽい】です。

作者は、【ごとうみづき】さん。
初版は、2017年7月です。


《ストーリーについて》


主人公は、ネズミの女の子。

ある日の授業中、先生の授業がわからなくて涙がこぼれそうな時がありました。

ハンカチで涙をふき天井の穴めがけて投げてみたり、隠しておいたパンのみみ食べてみたり。

その後に、涙をパンのみみでぬぐって、投げました!

そしたら、トリがキャッチして.....。
一体、その後トリとねずみちゃんはどうするのでしょうか?

悲しくて泣いていても、最後は晴れやかになれる事を教えてくれる、そして、誰もが共感できる一冊だと思います。


《10コの好きなところ》


①まず、ねずみの女の子の絵がとってもかわいい!パンツはチェック柄というオシャレ。

②涙の悲しみの表現も絶妙な文で書かれている。(のどが、きゅーーうっていうところとか共感でしかない。)

③ハンカチを天井に投げる気持ちにも共感でしかない。(ストレス発散にもなるし)

④ネズミというだけあって、パンのみみを隠しておいているところ。そして、パンのみみを食べるという、しかもハンカチ投げた後に。そういうところも素敵。

⑤ハンカチを投げたばっかりに、涙をパンのみみでぬぐうことになる展開も面白い。

⑥色彩が鮮やかでビビットなところもすごくモダンに感じる。

⑦パンのみみを、トリがキャッチして飛んで行くところとかシュールすぎるんだけど、時が止まっているような感覚になれる。

⑧トリが『し・お・け・が・た・り・な・い』って、不満をもらすあたりもカワイイ。

⑨フレンチトーストを作るかの如く、パンのミミを涙で浸し、天井に投げてトリに全部食べられて何もなくなるところが清々しい。

⑩最後は、トリからハンカチを落としてもらって元気になって、ハッピーエンド。


《読み聞かせをしてみて》


娘たち(7.4)は、
『ねずみちゃん、パンツみえてるね』
『トリさんたちに、だいじなパンたべられちゃうよ〜』
『ママ〜ねずみってさーエサかくすよね!』
って言ってました。

わたしですね、この悲しいもどかしい心情を読み聞かせしていると、なんか昔の記憶が蘇りました。


《おしまいの言葉》

なんか、涙って純粋な気持ちでしかないんですよね。

ねずみちゃんも、皆さまも、わたしも泣く時はいつだって、純粋で美しいのです。

そして、生き物としの自然な感情なのかもしれません。(ねずみちゃんもギュッとしてあげたいですよ)

抑制したらストレスがたまって、自分を余計に苦しめてしまいますからね(笑)

毎日、自分自身を癒す時間をつくらなくちゃです。

ハーゲンダッツかなっ....ボソッ。

☆彡



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