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1/35 KV-1E(トランペッター)#3~完成&レビュー

今回完成したキットはこちら。

トランペッター 1/35 KV-1 エクラナミ ソビエトロシア戦車
(Trumpeter 1/35 KV-1 Ehkranami Russian heavy tank)


機銃・ワイヤーロープ・ヘッドライトを取り付け、汚し塗装を少し加えたりして完成しました。
ワイヤーロープは間違えて1本短くしてダメにしちゃったので片側だけ。

ヘッドライトの内側はタミヤのペイントマーカー(クロームシルバー)を使ってみました。


ギブ・バース!

砲塔のスローガンを調べたりしてなんだかんだ時間がかかってしまいました。
グリーンがちょっと鮮やか過ぎて失敗したかなってずっと思っていたのですが、最後にウェザリングを加えたらそこそこ落ち着いた感じになりました。

ただでさえごっつい車両なのですが、さらに無骨なボルト止め増加装甲が追加されてイカしています。

実はハズレロットらしい

もうちょっと汚し塗装に凝っても良かったかなぁとも思いますがキリがないのでこの辺でOKとしました。


キットレビュー

2005年発売。
発売当時も国内で2000円位でしたが、いまでも香港なんかでは15米ドルくらいで売ってるみたいで良心的価格です。
かといって安物っぽくもなくしっかりしたスケールモデルですし、外国産にしては組みにくいところも少なく、KVの重厚感がうまく出ていていいキットだと思います。

銅線のワイヤーロープ、クリアのヘッドライトパーツが付属。
履帯(キャタピラ)はベルト式とプラの部分連結と両方付属してますので好きなほうを選べます。
デカールは1種類。

それまではモーターライズ流用の古いタミヤと、品質に難ありのロシア・東欧製のキットくらいだったので、出たときはわりと決定版に近いという評判だった記憶があります。

といってもいろいろ考証も進んできていますので、今ではそれなりに間違いや解釈ミス、ロットによるエラー?なども判明しているようです。
そのへんは次回記事で書きたいと思います。

塗装図・デカールが1種類しかないのはちょっとつまんないですね。
しかも前回記事に書いたようにデカールがダメダメです…。


組みたての際の注意点:

・離型剤の油がかなり残っていることがありますので事前に良く洗ったほうがいいです。
・増加装甲取付用の穴開けが必要です。
・組み立て式履帯は押し出しピン跡が見えるところにかなりあります。処理が大変!
・フェンダー裏側の補強リブが再現されてます。…のはいいのですが、その分表面にまっすぐヒケが出ている場合があります。当然実物はただの板ですのでヒケは消したほうが見栄えが良いです。


まとめ

2020年からタミヤがKVシリーズをリニューアルしていますが、それでもまだ決定版ではないようですし、エクラナミ(増加装甲付き)はまだ出ていませんのでこのキットの存在価値は充分あるんじゃないかと思います。

迫力のある「重戦車」が手にできますよ。

輸入ものなので入手性に難がありますが、興味があるなら手に取っても良いと思います。


この記事で作ったキットはこちら



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