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多面的な世界

この記事のTOP写真がなんだか前回と似ていてデジャブのようだが、違います。

今回観てきた映画は「Reframe THEATER EXPERIENCE with you」Perfumeが昨年10月に新しくなった渋谷公会堂でこけら落としとして行ったLiveの映画化(映像化)だ。なので、元々映画チラシがないので入口には白紙に黒字の案内。

感想としては、Perfumeの新たな一面が見えた作品で、あるシーンではPerfume好きの友人とクイズ対決したくなった(笑)

タイトルにあるreframe、まさに再構築したPerfumeを観れたわけだが、まだまだ彼女達の知らない面があるな〜と。

そもそも人も物事も社会も多面的である。

例えばビールジョッキだって横から見ると縦長の長方形に見えるが、上からなら丸になる。なんなら取っ手という出っ張りもあるし、割れるガラスでできていて、ちょっと重量もある。

某選挙の候補者についての情報がメディアから流れてくるが、どんな食べ物が好きかとかそういう私生活はその人の一面に過ぎない。

それはそれとして、政治家なら政治家としてこれまで何を成し遂げてきたか、この約7年半の内閣の中で何をしてきて、何を変えて何を残したのか、そういうことが大切ではないだろうか。そして、それを提示するのがメディアの役割ではないだろうか。

翻ってメディアから情報を受け取る側の私達国民が、ついつい単純な一面的なものばかりを求めてしまってはいないだろうか。

多面的にみることは複雑だし、理解するのも簡単ではない。面倒かもしれない。だからといってそれを放り出していいのだろうか。

私は多面的にみる視点がとても重要だと思うが、その理由の一つは人にやさしくなれるからだ。

あることの一面だけしか知らなければそれ以外の面がきたら拒絶してしまうかもしれないが、多くの面を知っていれば「そういうことか」と腑に落ちるかもしれない。

では、多面的な視野を手に入れるにはどうすればいいか、その方法の一つは映画を観ることだと私は考えている。

同じ映画を観ても捉え方は人それぞれ。友人と違うこともあるが、それでいいのだ。視点が違うことで「そうか、そういう見方もあるのか」と知れるからだ。

多面的な視点を得るために映画を観て、自分をreframeしてみては?!

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