「お姉ちゃんが譲りなさい」以外の、子どもの対立を解決する対話アイデア
子どもの頃「お姉ちゃんなんだから、我慢しなさい」「お姉ちゃんだから、譲ってあげなさい」と言われるのが、不平等な気がしてイヤでした。
それでもつい、「お姉ちゃんだから…」と言ってしまいたくなるような、兄弟喧嘩ってありますよね。
最近我が家では何かお互いに譲らない喧嘩が起きた時、「損する方が、ほかの良い利益を追加できる」方式で、2人で話し合ってもらうようにしています。
例えば先日は、【お父さんがいない日に、お母さんと子どもたち3人で寝られる!誰がお母さんの隣で寝るか?】で喧嘩が勃発しました。
(前提として…我が家は子どもと大人は別の部屋で寝てます。大人のベッドは落ちると危ないので、私が一番落ちてもいい側、小2姉・年中弟のどちらかが真ん中でお母さんの隣、どちらかが壁側という状況でした)
子どもたちはもちろん、「お母さんの隣がいい!」と、お互い譲りません。
そこで、「じゃあ、お母さんの隣で寝ない人が嬉しいことを足したら?例えば今夜読む絵本はその子が選んで良いとか」と伝えたところ…
2人で、あれは?これは?と出しあった結果、次の形におさまりました。
結果、今回はお姉ちゃんがお母さんの隣で寝られる人、弟は寝られない代わりに色々特典がある人、となりました。
こんな調子で我が家では、
・旅行の移動の際、お母さんの隣はどっちか
・外食の席でお母さんの隣はどっちか
・食べたいものが奇数の時どっちが食べるか
などなど、お互いのやりたいことが重なって譲れない!!というタイミングに、2人で話し合ってもらうようにしています。
もちろん、中々お互いに納得できるゴールを見つけるのは時間がかかるし、結局うまく折り合わない…ということもあるのですが、少しでもWin-Winなコミュニケーションが取れたらと思ってます。
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