見出し画像

小さな時から「子どもの選択」を尊重すること

 この夏、小2のママ同士で、夏休みの宿題の話から、「子どもの自主性はどうやって育つのか?」で盛り上がりました。
 何が答えか最後までわからないのが子育て、とは思いますが、今日は私がこだわっている、「子ども自身に選択してもらうこと」についてまとめてみたいと思います。

我が家の「子どもの選択」場面

 まだ言葉が話せない頃から、「この服とこの服、どっちにする?」と、なるべく服を自分で選んでもらえるようにということを意識していました。
 慣れてきたら、選択式ではなく、自分で選んでもらうように。そのため、我が家の子どもたちは「全身淡いパープル(おばちゃんかい!という心のツッコミ)」とか、「全身ボーダー(囚人服かい!という心のツッコミ)」とかの日もあります 笑

 ほかにも小さいことですが、目玉焼きにかけるのを何にするか(ケチャップ、醤油、ソース、塩胡椒など)、休みの日の過ごし方(公園、図書館、プールなど)など、随所で選択してもらう場面をつくるようにしています。

選択してもらう時のコツ

選択肢は用意する

 特に初めのうちは、選択肢を用意するようにしています。
 小さい頃は2択で「どっち?」。慣れてきたら3択で「どれにする?」。
 選択肢があることで、「自分の好みがわからない」という子でも、自然と好きなものがわかるようになってきます。

選んだことを尊重する

 「自由に選んで!」と言っておいて、選んだ後に覆すのは絶対NG。せっかく選んだのに替えられたらショックですよね。選んでもらうからには、どんな結果でも受け入れる覚悟が必要です。
 絶対に避けたいものがあるときは、選択肢から外しておくと安心です。

選べない時があってもいい

 本人の気持ちやコンディションによって、「どれでもいいー」ということも結構あります。そういう気分の時は無理に選ばせず、「わかった!じゃあ私のおすすめ選んどくね」と選びます。
 選択することがプレッシャーにならないようにすることが大事だなと思います。

子どもの選択を尊重してきた今

 実は子どもが小さい時から子どもの選択を大事にしたいと思って実践してきたのには訳があります。
 私自身子どもの頃は、服をはじめとして「親が選ぶこと」が当たり前の環境でした。結果、思春期に入り、自由に自分で好きなものを買える!と思った頃には、自分が何が好きなのかよくわからなくてとても困ったという経験がとても鮮烈に残ってます。
 なので、自分が子どもを育てるときには、ちゃんと選択ができる環境をつくって、自分が好きなものを言える子に育てたいなという思いが強くありました。

 そうして選んでもらうことを意識してきた小2の上の子は、自分の好きなこと、好きな服、好きな音楽など、ハッキリしてるなあと思います。
 例えば、夏休みの宿題がほぼない代わりに、<選択式の自由課題>があるんですが、「これやりたい!」と自分の興味に照らし合わせてすぐに決めていました。

 年中の下の子も、好きな色や好きな服はとてもこだわりがあるようです。
 例えば、涼しくなってきたのに「暑いから半袖着る!」はちょっと心配になっちゃうこともありますが、登園時は上着を羽織る・保育園に長袖の替えも置いておくなどで、選択を尊重できるようにしています。

 自分で選択できる=自主性を育むか?はわからないのですが、自主性を育むための最初の一歩にはつながってるんじゃないかな?と思ってます。

#親子関係 #親業 #育児 #子育て #親子の対話 #対話 #コミュニケーション #Win -Win #自主性


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?