傷つきたくないけれど、それでも失いたくないもの。
自分はHSPかもしれない、そう思ったのは夏真っ盛りのころ。
気づいたときに、【やっと答えがみつかった】そう思った自分がいた。
HSP(Highly Sensitive Person)、非常に感受性が強く敏感な気質もった人。
約5人に1人が当てはまる『気質』、つまり後天的な病気ではなく生まれ持った性質。
あくまでセルフチェックだけれど、どのサイトの診断でもHSPであるという結果が出た。
HSPについて詳しいことはこの記事では話さないけれど、とりあえず分かったことは、どれくらい傷つきやすいかというのは量ではなく傷つき始める地点が違うということ。
他の人にとって大したことない痛みでも、気づき、傷ついてしまうのがHSPなのだ。
もちろん、逆の考え方をするとHSPには大きなメリットがある。
それは、他の人が感じにくい幸せを感じ取り、より幸せを感じられることである。
美味しいもの、美しい風景、音楽、日常の些細な幸せ。
小さなことでも幸せを感じられることは、生きていくうえでとても喜ばしいスキルであるといえるのだ。
でも、やっぱり。
理解されないところが多いのである。
HSP同士ですら、刺激に対する感じ方によって合う・合わないは生じる。
だったら、非HSPなんてなおさら。
HSPと分かった時、自分の生きづらさが分かって本当に良かったと思った。
今では沢山の本もあり、生き方のノウハウなんてのはいっぱい知ることができるから。
それでも、自分はこれから闘っていかなければならない。
私が特に苦手なのは人間関係。
友達は、幸いにもちょうどいい距離間の親友が一人だけ。
コミュ障でろくに人とも話さない人間だけど、今は他の人はどうでもいい。
きちんと立ち向かいたい相手がいる。
つまりは家族、そして恋人。
断言する。
衝突したって、いくら傷ついたって、根底には【大切な人たち】って思いがあることを。
【合わないなら無理しない】
それが一番なのは自分自身が痛いほど分かってる。
それでも、いつか今のことを笑える日が来ることを信じてる。
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