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はじめての海外一人旅 in エストニア ヘルシンキ→タリン1day trip

今日はヘルシンキからフェリーで2時間のエストニアのタリンまで日帰り旅行。
タリンには、世界遺産の美しい旧市街が残り、ぜひ行ってみたかった。

タリンまでのフェリーは3つのクルーズ会社があるが、私は最も日本人にメジャーなタリンクシリヤラインを利用した。
事前に公式サイト(日本語表示もできる)から直接予約をしておいた。自動的に日帰り割引が効いて往復で47ユーロだった。

立派なフェリーターミナル
フェリーに積んでいく車もたくさん

早めにフェリー乗り場に到着し、オンラインチェックインを済ませて、並ばずにゲートの中へ。大型の豪華客船で向かうが、乗る人も大勢いて、乗船するには並ぶ。人の多さには正直驚いた。

サンデッキ

乗船して、私はすぐに最上階のサンデッキに向かってみた。
ギリギリ席が空いていたので、確保。そのうちに、デッキには大勢集まってきて、せっかくデッキにいるのに、海ではなく人しか見えない感じで出航を迎えた。
でも、どの人も太陽と海風を楽しみ、シャンパンやビールを飲みながら楽しそうだったから、その雰囲気を楽しむことにした。

2時間後、旧市街の街並みがどんどん近づいてきて、エストニアに上陸した。
ちなみに、パスポートは一切見せるタイミングが無かった。

旧市街までは徒歩でも行けるが、エストニアのバスを試してみたかったので、フェリーターミナルから路線バスに乗ってみた。
乗り場がよくわからなくて、待機中の運転手さんに聞いてみたら、このバスだから先に乗っていいよ、とドアを開けてくれた。優しい。

ターミナルから旧市街まではすぐだけど、フィンランドではこれまでなかった軽い交通渋滞もあって、この感じがなぜかほっとしてしまった。

旧市街の南側で私はバスを降りた。
案内看板を見ながら、旧市街に入るとそこは別世界。
どこを見ても絵になるので、気の向くままに歩いた。

アレクサンドル・ネフスキー聖堂
アレクサンドル・ネフスキー聖堂の隣のポストオフィスでポストカードを出したのも楽しかった。
ちなみに、ポストカードの価格はヘルシンキの半額ほど。それ以外は少し物価が安いかな、程度だった。

いくつかの展望台も見ながら、旧市街の中心部へ。

旧市街の向こうにはバルト海も見える
旧市街の広場の周囲は飲食店などが囲む

ランチは、広場近くの比較的入りやすそうなハンバーガー店を選んだ。ハンバーガーを注文した時、飲み物は?と聞かれたので、おすすめは?と聞いてみる。
しかしほとんど聞き取れず、唯一聞き取れたものにしてみたら、エストニアのビールが出てきた。海外のお店でひとりでビール飲めるのなんか嬉しい!そして飲みやすくて美味しい!

帰りのフェリーの乗船時間は19時過ぎだったので、17時半過ぎまで私はずっと旧市街をぶらぶらしていた。お土産屋さんや書店、スーパーに立ち寄ったり、今回の旅の目標の1つだった、声を掛けて写真を撮ってもらうことも達成できた!

聖カタリーナ通り
花屋が立ち並ぶ通りも
ふらっと立ち寄った書店
三姉妹

その後は、フェリーターミナル近くの大型ショッピングモールを見てからフェリーに乗り込み、帰りは室内の席を確保した。

席に座ってからすぐに、隣に2人組の女性が座った。彼女らは日本語で話をしていたので、思い切って話しかけてみた。
すると、彼女らはヘルシンキ在住の日本人で、たまたまタリンに出掛けた帰りだったとのこと。
フィンランドに移住した理由、ヘルシンキ暮らしのいいところや好きではないところ、ヘルシンキのおすすめスポット、フィンランドの政治や社会問題について、、。

タリンクシリヤラインMystar号の船内

ヘルシンキまでの2時間、ずっと話をして過ごした。船内の免税ショップには行きそびれてしまったけれど、リアルで興味深く、とても貴重な時間となった。10年後、あんなカッコイイ女性になっていたいな、とも思った。

フェリーの船体に西日が作った影が映る。続々と下船する人々。

下船して、ヘルシンキの中心部までトラムで戻る。
22時近いのに西日がとても眩しかった。

今日は、このままヘルシンキから北極圏、ラップランドの玄関口の町であるロバニエミまでの23時過ぎの寝台列車に乗る予定。
宿に預けていた荷物を取り出してからヘルシンキ中央駅に向かった。

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