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#101 奥芝商店 八王子田代城店 ①

200以上の店舗がひしめき合い、それぞれが独自の個性を打ち出しつつ、熱戦を繰り広げているスープカレーの本場札幌で、2006年の創業以来、スープカレーの名店として広くその名を知られてきた「奥芝商店」。
今日はこちらの系列店に当たる「奥芝商店 八王子田代城店」へランチに伺いました。

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お店に到着したのは13時半。昼の部の営業は15時までなので、まだまだ時間に余裕があるかと思いきや、既に先客が何組か並んでいたため、何とわたしたちで昼の部はラスト。うわっあぶなっ。ギリギリセーフ!

こちらのお店は行列必至の人気店だと知っていたので、一応、ある程度は並ぶ覚悟をしてきてたのですが、実際は「EPARK」という機械が店頭に設置されていて、無料の会員登録をすることで、順番が近づくとメールが届くというシステムが導入されているため、駅前でショッピングをしたりして暇をつぶすことができたので、待ち時間もそんなに苦痛ではありませんでした。

ウィンドーショッピングをしつつ30分ほど待ったところでメールの着信。休日は2時間以上待つこともあるそうですが、平日、しかも雨天だったせいか、思ったよりも早く入店できてラッキー。

入口でスリッパに履き替え店内に入ってみると、中は決して広くはありませんが、古民家風の昭和レトロな内装になっておりオシャレな雰囲気。通された小上がりの席は、衝立で隣の席と仕切られているので、周りを気にせず落ち着いて食事ができそうです。

さて、肝心のメニューですが、

① スープ
② メインの具材
③ トッピング
④ 辛さ
⑤ ライスの量

の順にメニューの中から選んでいくようになっています。

スープについては「エビスープ」「チキンスープ」「薬膳チキンスープ」の3種類がありますが、ここは迷わず評判の高い「エビスープ」を選択。
メインの具材は少し迷いましたが、初めてのお店なのでオーソドックスなものを・・・というわけで、本日のオーダーは「エビスープ+やわらかチキン+オニオンチップトッピング」で、辛さは睦月から閏月まで13段階あるうちの神無月(10辛)、ライスは普通盛りに決定!

ここから、さらに待つこと30分。
こちらでは、注文が入ってから小鍋でスパイスを炒め煮込むので、どうしても提供まで時間がかかってしまうのです。
手間暇かけて作られている上に、待った分だけ嫌が応にも期待値が上がります。

お待たせしましたー。

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うわわっ!すっごい、いい匂い!
美味しそうーっ!
ではでは、いっただっきまーす♪ぱくり。

うー、うーまーいーーっっ!!!(☆∀☆)

お店の敷地から汲み上げられた地下水を使い、北海道から空輸した新鮮な甘海老の頭から出汁を取って丁寧に作られたスープは、香りも味も素晴らしく、骨離れ良く柔らかに煮込まれたチキンから滲み出た出汁との相乗効果で旨味は倍増!
スープには生クリームも使用しているため、コクが十分にあるのに全くしつこさを感じさせず、意外にもあっさりしています。
15種類以上使用しているというスパイスの効果もあり、食欲がどんどん湧いてきてスプーンを運ぶ手が止まらない美味しさ!

具材は大きな骨付きチキンの他に、玉ねぎ、にんじん、キャベツ、ピーマン、茄子、かぼちゃ、水菜などの野菜とゆで卵。素揚げされた野菜は、一品一品がどれもとっても美味しいのですが、特にかぼちゃが甘くてホクホクで気に入りました。

辛さについては得意なこともあり、今回は10辛の神無月にしましたが、エビスープの甘味を堪能するためには5辛〜7辛くらいでも良かったかも。次回はもう少し甘くしてみようっと。

そして、エビスープと並んで特筆すべきはライス。
北海道旭岳の湧水で育った減農薬米は、スープに浸して食べてもべちゃっとしないよう固めの炊き加減。そこに添えられたレモンを絞ってスープカレーと一緒に食べることで、さっぱりとした味わいに変化し、途中で飽きることなく最後まで美味しくいただくことができます。

ふわぁー♪美味しかったぁー♡

「奥芝商店」の「エビスープカレー」は、スープカレーっていまいち好きじゃないって人にこそオススメしたいカレーです♪♪♪

ごちそうさまでしたぁ!
並んででも食べたい極上のスープカレーでした♪

晴れ、時々Curry。2016-01-29

ハレカリにカレーを奢る? ▶YES NO