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#71 Magic Spice (マジックスパイス) 下北沢店

やって来ました「下北沢カレーフェスティバル2014」!!

小田急線下北沢駅南口改札を通り抜けると、土曜の夜ということもあってか改札前の時点で既にもう黒山の人だかり。
心なしか街全体にカレーの匂いが漂っている気がします。

早速、目の前の案内所でマスコットキャラクターの「カレーマン」からパンフレットを受け取ると、お目当てのお店へ直行!

駅前の喧騒から離れ7〜8分ほど歩いた閑静な住宅街。暗い坂道を登っていくと、突如現れるド派手な外観。ここが噂の「マジックスパイス」!スープカレーブームの火付け役となった札幌発のお店です。

とにかく真っ赤な上に謎のサインポールがクルクル廻っていて目がチカチカ!!
んー。怪しさ満点。

ここは超人気店なのである程度の覚悟はしてきましたが、予想以上の並びっぷり。ただし、こちらのお店はカレーフェスに限らず、普段から行列ができるお店らしいので、ここはガマンガマン。(ベンチがたくさん用意されているので、座って待つことができます)

ぐぅぐぅ鳴るお腹をなだめつつ、待つこと約50分。やっと店内に入れました。
お腹空いた・・・。

さて、本日オーダーしたのはスープカレーの「チキン(極楽)」と「バナラッシー」。
因みにスープカレーの辛さは、「覚醒」「瞑想」「悶絶」「涅槃」「極楽」「天空」「虚空」の7段階から選べます。更に最も辛い「アクエリアス」という裏メニューもありますが、こちらは1日5食限定とのこと。

綺麗に色付いたサフランライスとともに運ばれてきたスープカレーは、薄く黄色味を帯びてはいるものの、かなり透明感が強く、たっぷりの野菜の下に大きなチキンレッグが見え隠れしていて美味しそう。

早速スープを一口ごくり。
へぇー。これが元祖スープカレーの味かぁ!なるほどー。

奇抜なデザインと演出を売りにしてるお店ながら、スープカレーのお味は意外にも繊細。
野菜、肉、魚介類のブイヨンをベースに様々なスパイスを加えて作られたスープは、旨味がギュッと凝縮されていて深い味わいながら雑味のないスッキリとした後味です。

ここのスープカレーは、マスターがバリ島へ行った際にあまりの美味しさに衝撃を受けたという、インドネシアのスープ料理「ソトアヤム」にインスパイアされて発案されたそうですが、確かにこれはスープ状のカレーというよりは、カレー風味のスープといった味わい。

同じスープカレーでも「カレー食堂 心」や「東京らっきょブラザーズ」「トリップ」などのお店はカレーを味わっているという感覚がありますが、こちらのスープカレーはそれとは全くの別物。
これはこれで確かにとても美味しいのですが、カレーを食べたという満足感はちょっと薄いかな。
でもスープ料理として割り切って味わう分にはとっても美味しいと思います。

辛さに関しては、かなり辛いと聞いていたので、ビビって中途半端に極楽でオーダーしてしまいましたが、わたしには全然平気な辛さでした。思い切って虚空にしとけば良かったよー。

一方、バナラッシーはいわゆるヨーグルト状のラッシーとは違い、シャリシャリしていてスムージーかバナナシェイクのような食感。
こちらは甘味が強過ぎて、わたしの口には合いませんでした。残念。

ともあれ、念願のマジスパデビューを果たせて満足、満足。
ごちそうさまでした♪

晴れ、時々Curry。2014-10-18


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