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#114 ERICK SOUTH (エリックサウス) 八重洲店

ぐわぁーーーっ!!
カレーが食べたーーーーっい!!

カレー切れによる禁断症状を抑えるべく本日訪れたのは、東京駅八重洲地下街に店を構える南インド料理専門店「エリックサウス」。

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カレーと言えば、日本人にとって最も馴染み深いのは、やっぱり、じゃがいも、にんじん、玉ねぎ+お肉をルゥで煮込んだおうちカレー。
ほかに思いつくとこだと、喫茶店やカフェのちょっとオシャレに飾り付けられたカフェカレーやレストランでいただくリッチな欧風カレー、最近ではすっかりメジャーな存在となった札幌発祥のスープカレーなんかもあるかもしれませんね。
更に世界に目を向けてみると、インド、ネパール、スリランカ、パキスタンなどを始めとする南アジアのカレーやタイ、マレーシアなど東南アジアのカレーなどそれぞれの国々にそれぞれのカレーがあり、また、同じ国でも各地域、各地方によって、それぞれの特色溢れる様々なカレーが存在します。
中でもここ数年、わたしが特にハマっているのが南インドカレー。

先日訪れてその美味しさに感激した「大岩食堂」のご主人が、「エリックサウス」の出身ということからも、こちらのお店のレベルの高さを窺い知ることができます。

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さて、本日オーダーしたのは、お好みのカレー1種、本日の菜食カレー(この日はパンプキンカレーでした)、サンバル、ラッサム、サラダorヨーグルト、2種類のライス、パパドがセットになった「レギュラーミールス」。お好みのカレーはマトンカレーでヨーグルトをチョイス。

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オーダーして間もなく、スパイシーな香りとともに運ばれて来たトレーには色とりどりのカレーが注がれたカトゥリが綺麗に並べられています。時計回りに左下から、「ターメリックライス」「マトンカレー」「パンプキンカレー」「サンバル」「ラッサム」「ヨーグルト」、中央に「バスマティライス」とその上に「パパド」。

早速ひと通りのカレーを食べてみます。
いただきまーす!ぱくり。

マトンカレー・・・丁寧に下処理を施してじっくり煮込まれたマトンは、臭みがなく柔らか。シナモンとジンジャーが効いたスパイシーで濃厚なグレイビーがマトンに絡んで後引く美味しさ。トッピングされているコリアンダーの香りとも良く合います。

パンプキンカレー・・・かぼちゃの自然な甘さとココナッツミルクがとても良くマッチしています。個人的にはココナッツミルクは得意ではないのですが、こちらのパンプキンカレーはココナッツミルクの分量がとてもわたし好みで、しつこさやくどさを全く感じさせず、上品な甘味でとっても美味しかったです。グリーンチリがたまにピリッとするのが良いアクセントに。

サンバル・・・南インドの定食ミールスには必ずつきものの豆カレー。和食で言うところのお味噌汁のような存在のカレーです。とろ〜りと煮込まれたお豆はインドのおふくろの味と言われるだけあって、優しい味わい。辛さはないけれど、スパイスの香りが豊かで食欲が刺激されます。

ラッサム・・・こちらもサンバル同様、ミールスには必ずついてくる南インド料理ではお馴染みのカレーで、トマトやタマリンドの酸味が特徴的な酸っぱ辛いインドの薬膳スープです。
酸味の強いスープにブラックペッパーの爽やかな辛味とコリアンダーの香りの相乗効果でスプーンが止まらない美味しさ。

さてさて、まずは一口ずつ全てのカレーを味わったところで、いよいよ本番!
ここでとっても重要なのが、トレーの上の料理(カレー以外のパパドやヨーグルトなども)を全て混ぜて食べるということ!
ミールスの食べ方の基本はこれです。
そのためにまず、トレーの上のカトゥリを全て外します。ライスをトレーに広げ、その上にパパドを砕いて散らしていき、最後に全てのカレーやヨーグルトを好きな分量だけかけて混ぜながらいただきます。

ではでは、改めて、いっただっきまーす!
ぱくりっ。
うーまーいーーーっ!!(☆∀☆)

どのカレーも、単体で食べてももちろんとても美味しいのですが、ミールスは、全てを混ぜ合わせて食べた時に、それぞれのカレーの甘味、辛味、酸味、塩味やスパイスの香りが渾然一体となり、初めて完成形となる料理だと思うので、やっぱり単体で食べるより混ぜて食べた方が格段に美味しく感じられるし、そうでなければミールスの真価を発揮することはできないと思っています。

んーっ!ミールス最高!カレー万歳!!

晴れ、時々Curry。2016-11-03

ハレカリにカレーを奢る? ▶YES NO