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#99 カレー食堂 心 吉祥寺店 *閉店*

国立の「ロージナ茶房」から吉祥寺に場所を移して、ぶらぶら街歩きデート。
気づくと辺りはすっかり暗くなっていました。

ねぇねぇ、晩ごはんどーする?
「遅くなったし、どっかで食べてこっか」
そーだねぇ。えっと、何食べたい?
「カレーでもいいよ」
えっ!いいの!?わーいっ!

というわけで、カレー曜日な本日2店目は、「カレー食堂 心」でスープカレーをいただくことに。

最近では都内でも珍しくなくなったスープカレー専門店ですが、ご存知のように、元々は札幌市民のソウルフード。

その歴史は意外に古く、1971年に札幌の喫茶店「薬膳カリィ本舗 アジャンタ」が提供した「薬膳カリィ」が元祖とされています。
その後、1993年に「マジックスパイス」が独自のアレンジを加え、「スープカレー」と名付けて売り出したところ人気に火がつき、現在では250店以上のお店が札幌市内に出店するほどのブームになったとのことです。

そんなスープカレー激選区札幌で、2001年の創業以来、根強い人気を誇るのが「カレー食堂 心」。
一時期は、都内でも結構な数の店舗が出店していましたが、現在では下北沢、秋葉原、そしてここ吉祥寺の3店舗のみ。
10年程前、池袋にまだお店があった頃は、わたしも連日のように通っていたものですが、そちらが閉店して以来とんとご無沙汰。
久々の再会に胸が高鳴ります。ドキドキ。

階段を降りてドアを開けると、地下の割には開放的で明るい空間が広がっています。カフェ風のおしゃれっぽい造りになっているので、女性一人でも入りやすそう。

さて、今夜オーダーしたのは、お気に入りの「ラムと野菜のスープカレー」10辛。ライスは玄米をチョイス。ついでに路上で配ってたサービス券を使ってラッシーも。

いただきまーす!ぱくり♪
ふふふーっ♪♪♪美味しい♡

トマトベースのスープは、適度な酸味で角のないまろやかな味わいです。
鶏ガラ、豚骨、牛骨のほか、玉ねぎ、ブーケガルニなどの香味野菜や食材をじっくり10時間以上煮込み、丹念に漉して作られたフォン・ド・ヴォーに、トマトや焦がしバジル、各種スパイスを加えて仕上げるというスープは、旨味たっぷりなのに全く重さを感じないどころか、それほどお腹が空いていたわけでもないのにスプーンを運ぶ手が止まらなくなるほどの美味しさ。
また、具材のラムは風味を残しつつも臭みがなくとっても柔らかで、素揚げされたじゃがいも、にんじん、キャベツ、ピーマン、ブロッコリーなどのゴロゴロ野菜とゆで卵は、ナイフとフォークで切り分けてから、スープに浸して食べると素材の味とスープの両方が楽しめて美味しいです。
ライスは白米も選べますが、良く噛んで食べる分スープをしっかり味わえるので個人的には玄米の方が好みです。
今回、辛さは100辛まであるうちの10辛にしましたが、食べてみるとほとんど辛さを感じず、そう言えば以前は30辛でオーダーしていたことを今さら思い出しました。次回からは30辛〜にしようっと。

あぁーっ美味しかったぁ♪
ごちそうさまでしたー!

そう言えば、地元函館にもわざわざスープカレーの聖地、札幌から足を運ぶお客さんがいるほどの人気スープカレー専門店があるらしいので、機会があったら是非、行ってみたいと思います!

晴れ、時々Curry。2016-01-15

ハレカリにカレーを奢る? ▶YES NO