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一首評企画「短歌を読みましょう」・はじめに

先日「投稿していただいた短歌を読んで評をする」というとてもシンプルな企画の告知をし、20首の短歌を募集しましたところ、2日で定員に達しました。こういった企画をするのがとても久しぶりで、一週間は余裕があるんじゃないかなあと思っていたので、大変恐縮しております。みなさま、本当にありがとうございます。

今回、一首評を書くにあたり、どうするとより短歌を読む面白さが伝わるのか、せっかくするなら、短歌自体を普段読まない人にも、解釈を言葉にする面白さが届いてほしいという思いがあり、いろいろ考えた結果、「音声+文章」という形式をとることにしました。
短歌には「歌会」と呼ばれる会があって、そこでは提出された作品を読み、一首一首、参加者が感想や批評的なことを言います。要は作品の検討会みたいなものです。私はこの歌会が好きなので、まず作品を読んだ感想をそのまましゃべり、録音したデータをアップすることにしました(音声の文字起こし文もあります)。音声は一発撮りの撮って出しなので、何を言っているかちょっと分かりにくい箇所もあるかもしれませんが、声を聞くとそんなに怖い人ではないことがわかると思うので、ぜひ聞いてみてください。
それから一度しゃべったものを自分でも聞いて、そこからさらに考えたことを文章にまとめました。できるだけ平易に、専門な言葉を使わないことを意識してみたので、いろんな人に読んでもらいたいなあと思っています。評の文章って面白いなあと思ったら、たくさんシェアしてもらえるとうれしいです!どうぞよろしくお願いします。

ちなみに公開のスケジュールは以下を予定しています。公開した記事は19時ごろツイートでお知らせします。

10/22 ① ラヴレターを書架に列なるテキストへはさめたり 暗渠のかたくなさ
10/24 ② しょうがないことは枝葉がなくなってただ一本のきみを愛そう 
10/25 ③ 乳ボーロ、マルボロ、ボロボロ落ちる音止まない雨と山積みの服
10/26 ④ この海の水を抜いたらたくさんのかなしいものが出てくるだろう
10/27 五首目
10/29 六首目
10/31 七首目
11/1    八首目
11/2    九首目
11/4    十首目
11/5    十一首目
11/7    十二首目
11/8    十三首目
11/9    十四首目
11/10  十五首目
11/16  十六首目
11/17  十七首目 
11/19  十八首目  
11/22  十九首目
11/23  二十首目

企画趣旨はこちら


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