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夕日の謎とこれからを生きる。

朝日も好きだけど、夕日はもっと好き。
小さい頃に見た夕日は、家が海の近くだったせいかとても大きくてまん丸だった。

最近になってやっと、太陽と夕日が同じものだって認識出来るようになってきた。
ずっとわからなくて
太陽はいつのタイミングで夕日にバトンタッチするんだろう?ってぼんやりそんなことを考えてた。昼間に月は見えたりするし、一体、空にはどれだけのものがいるんだ。
私はずっと曖昧な事実確認を怠っていた。

この際、世間の一般常識とかを持ち出すのはやめてもらいたい。そんなものが身に付いていれば、こんな風にはならないのだ。
そんなものが身についてないからこそ私は私なのだ。結構、楽しく生きてます。
日々が新鮮な発見と実験に満ち溢れている。

占星術を勉強しなければ
月と太陽と…わたしがもっとも苦手なアレコレを認識することもなかったと思う。
小学校の授業で、一番理解不能だったのは月の満ち欠けとか星の動き方だった。
本当によくわからなかった。
その頃から…恐らく…方向音痴だったので
まず方向がわからないし、こちらから見るとこのくらい欠けて見える、なんて意味がわからなかった。わからなすぎて、わからないという説明も上手く出来ない。
とりあえず、目に見えないものは理解出来ない。とその頃初めて思った。小学校の高学年の頃にはインプットされた私の中の事実。

そんな私がいまや、見えないモノをふわりと感じる日々を過ごしてる。
人生とはおかしなモノだ。

小さい頃に苦手なことも、得意なこともどちらも自分の人生を彩る大切な武器だったりするのだろうな。
今ならそう思える。
40年近くたってようやくわかること。

でも、夕日があんなに美しいのは未だに解けない謎だ。謎は謎のままに。それもいい。

いつかわかるかもしれないしな。
そういう楽しみを残しておくのもなんだか楽しい。

今日は修理に出してた時計が届いた。折角なのでベルトも換えてもらった。まだ少しかたい。これからどんどん馴染んでいく。だから、革は好きなんだ。
少し高いお値段だったけど、この時計を生き返らせるのにその値段は見合ってると思った。
わたしがこれから進んでいくために、この時計は必要だ。
くたびれてしまったブレスレットのメンテナンスもお願いしようと思ってる。
それはもっと高いけどこの時計とそのブレスは対だから早く準備してあげなければならない

部屋の掃除をして
大型ゴミに引き取ってもらうものの手配をした。いらないモノをなるべく今年中になくしていきたい。もっと軽く生きていくためだ。

お陰様でなのか、少しも世間の影響を受けずに暮らしている。平和なんだ。
でも、心の中の葛藤は止まない。
なにをしたいのか、どう生きたいのか
答えは出ないまま
その想いだけは延々と燻り続けている

焦るな。ゆっくりと必要なモノを少しずつ選んでいけ。
焦るな。ゆっくりと必要のないモノは手放していけ。

イライラする気持ちもそこに生まれる本音も無視は出来ない。だからとことん向き合ってカッコ悪いほどに吐き散らした。でも、おかげでスッキリして今日を過ごしてる。
何かを批判する時は、かなりその相手に対して気持ちが寄りすぎてる。相手のことばかりを悪い意味で考えている。
自分に軸を戻さなければと思いつつも、なかなか出来なくて
逆に湧いてくるモノを無視してはいけないのではないかと出し切ることにした。とことんやれば飽きるモノだ。中途半端が一番苦しい。

ガーッとなって。
スッキリして。
結果オーライ。

生きるって忙しい。けどそれが楽しい。

どんなに腹が立つ時も、悲しくて涙が出る時も、目に映る夕日は美しい。
悔しいほどに美しいんだ。

謎は謎のままでいい。
いつも心癒される、そんな真実だけがそこにある

わたしの伊勢物語2020(21)





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