ハードワーカー大西

テニスコーチ【コーチ歴10年】/テニスショップ「テニスハウスベア」の運営/YouTub…

ハードワーカー大西

テニスコーチ【コーチ歴10年】/テニスショップ「テニスハウスベア」の運営/YouTuber【BEARテニスch】チャンネル登録者数5,900人/実績→インターハイベスト8 ・日本ランキング最高75位・全日本ジュニアベスト8輩出

最近の記事

#15 出来るとやってるの違い

成長スピードが速い子と遅い子の違いは当然運動能力や体格によっても左右されるが、行動力というのも成長に大きく関係してくると私は思う。言われれば出来る子と言わなくてもやってる子の違いは自立してるかしてないか。自分で考えて自分から動ける子は、様々なことに気がつく。例えば、スクールに大人が入ってきたら挨拶をする、次の練習メニューの準備をする、ゴミが落ちてたら拾う。その気づきはプレーにも表れる。指導者は自立した選手になってもらえるよう子供達と接していく。アドバイスすることが指導者の役割

    • #14 スポーツはゲーム

      スポーツは点を取り合ったり、ボールを取り合ったり、タイムを競い合ったりと、どんなスポーツにも必ず勝者と敗者がいる。勝ったら嬉しいし、負けたら悔しい。勝ったり負けたりするから楽しい。そんな感情をきっかけにスポーツを始める子供達は少なくないはず。しかし時間が経つにつれて、様々なプレッシャーがかかり、勝たなければいけないとか、負けるのが怖いなど純粋にスポーツ(ゲーム)を楽しめなくなって、結局そのスポーツを辞めてしまう子供達もたくさんいます。原因は本人のやる気もありますがそのきっかけ

      • #13 プロになるためにはプロを知ることが大事

        全豪オープン2022もいよいよ大詰め。実は世界のテニス事情を自分で把握するようになったのは最近のこと。なぜかというとプロになる選手を育てたいと熱い思いが芽生えてきたから。その為に時代と共に日々変化していってる世界のテニスをコーチが学んでいかないと、当然その世界に子供達を導いてあげることはできない。そして子供達自身が世界のテニスプレーヤー、トーナメントに興味を持ってもらえるようコーチはアプローチしていく必要がある。プロになると口で言うのは簡単だが、それはあえてとても過酷な道を選

        • #12 どこまで本気で取り組めるか

          最近はジュニア達に夢(長期的目標)シートを書いてもらっている。見ているとみんなプロになりたいと書いてくれている。そういった目標があるというのは指導者として素直に嬉しい。しかし現状は年齢を重ねていくと、自分の能力に限界を決めて諦めたり、周りの目や声を気にして迷ってしまったりと幼少期はプロになりたいと思っていた子供達の中で本当になれる子は一握り。指導者としてそういった子供達の思いはなんとか実現の方向に導いてあげたい。プロとは具体的になんなのか、何が必要なのか、根本的なところからジ

        #15 出来るとやってるの違い

          #11 コミュニケーション能力を高める為には

          私が接客業(テニスコーチ)を務める中で心掛けていることはたくさんあるが、お客さんとコミュニケーションが取れなければ当然仕事にならない。このコミュニケーション能力を磨く為に私が意識していることは「声をデカくする」「とりあえずニコニコしとく」です。声がデカければ元気があると思われるしニコニコしてたら楽しそうと思ってもらえる。こちらからお客さんに話しかけることも大事だが、話かけられやすい空気感をまとうというのがすごい大事だと思う。話しかける回数が増えれば自然とコミュニケーション能力

          #11 コミュニケーション能力を高める為には

          #10 周辺知識

          私はテニスコーチとして日々活動しているが、コーチとはテニスの技術だけを教える人と思っている方も少なく無いはず。しかしそれはインターネットが無かった一昔前の話で、現代は検索すれば自分に合った指導法がすぐに見つかるようになっている。発信者も増えて情報もありふれている。そこで私は他のコーチと差別化を図る為に、テニスの技術についてだけでなく、テニスに関連するであろうあらゆる知識を持っていた方が指導の幅が広がると思い、日々勉強するよう心掛けている。最近であれば、栄養とトレーニングの知識

          #9 意味が無いと思うことが結果に繋がる

          私は指導者として子供達に技術的な指導以外に礼儀を指導することも多い。むしろそっちの方が多かったりする。例えば、挨拶をする、返事をする、ゴミを払う等。ではこれらを何の為にするのかをコーチは子供達に伝える必要がある。挨拶や受け応えがしっかりできることでコミュニティケーション能力が磨かれる。話しかけられる機会が増える。プロになった時のスポンサー探しに役立つ。ゴミ拾いは気付きに繋がる。ゴミが落ちてることに気が付く、道具が片付いていないことに気が付く、そういった気付きはプレー中にも現れ

          #9 意味が無いと思うことが結果に繋がる

          #8 フットワークトレーニングについて

          最近はジュニア育成に携わる時間が増えて、それと共に勉強する時間も増えた。主に小中学生を指導。ただ多くのスクールはボールを打つだけ(ヒッティング)でその日のセッションを終えるスクールも少なくない。コーディネーションやフィジカルのトレーニングも重要な練習。どのスクールも運営の都合上ヒッティング以外の時間をなかなか確保できていないとよく聞くが、僕の勤めているスクールでは毎日練習時間が3時間は確保されているためトレーニングにじっくり時間を費やすことができる。フットワークトレーニングを

          #8 フットワークトレーニングについて

          #7 1流のアスリートを目指すのならば

          どんなスポーツでも勝ち負けがあるから面白い。その中でも抜きん出たプレーヤーになる為には様々な能力を身に付けなければいけない。誰よりも努力しなければいけない。日々のセッションの取り組み方はとても重要。しかしそれだけでは足りない。競技の技術面以外で1流が気にかけていることはフィジカル、栄養、睡眠の3つ。日々のセッションを懸命にやることはあたりまえ、しかしそれ以外の部分の時間をどれだけ犠牲にし、自己投資に費やせるかが鍵を握ると思う。栄養、睡眠にまで気を使ってるジュニアはほとんどいな

          #7 1流のアスリートを目指すのならば

          #6 行動が変わる仕組み

          先日、神奈川県でジュニア育成を行なっているTEAM YONEZAWA町田の代表長嶋コーチに連絡して会いに行ってきた。練習に混ぜていただけるとのことだったの、精一杯ヒッティングをした。様々な刺激があった。まず小、中学生の子供達だか大人とちゃんとコミュニケーションが取れる。これは将来プロになった時には必須スキル。そしてチーム自体が世界で活躍するを目標に活動しているので、一緒に行った練習メニューも様々なコートサーフェスや外国人との対戦を想定したものになっている。彼等の言動も世界を目

          #6 行動が変わる仕組み

          #5 全国高校ラグビーから学んだもの

          昨日、大阪の花園で行われている全国高校ラグビーの準決勝が行われた。東海大大阪仰星VS東福岡 国学院栃木VS桐蔭学園 ラグビーに関しては素人だが指導者の観点で見るとなかなか面白い。チームスポーツならではのチームの個性みたいなのがそれぞれあって、どのチームもかなり高い水準で日々の練習に取り組んで来たかが目に見えて分かる。部員が100人以上いる中でピッチに立てるのは15人、レギュラー以外の部員とどれだけ一体となって勝ちを目指すかが難しいところだと思うが、出場する選手は出れない選手の

          #5 全国高校ラグビーから学んだもの

          #4 同期の活躍

          昨日、料理学校時代の同期が経営しているあなご料理専門店に行ってきた。 あなごと日本酒 なかむら 050-5593-2951 大阪府大阪市北区天神橋3-3-14 https://tabelog.com/osaka/A2701/A270103/27095642/ 目的はもちろん落ち着く空間で美味しい食事いただくこと。それともう一つ刺激をもらうため。先月で5周年を迎えました。おめでとう。 同期が経営者として活躍している姿を見て、自分ももっと頑張らなければと行く度に思わされる。 自

          #3 反復練習と新しい風

          私は普段ジュニアの指導をする中で反復練習をとても大事にしています。反復練習は出来ないことを出来る様にすることと出来ることの再現性を高めるこの2つの意味があります。私は、反復練習以外にセッションの中で必ず新しいメニューを1つ取り入れると決めています。トレーニングメニューも含め。理由はマンネリ化しないためとジュニア達に刺激を与えるためです。必ず上手くなる練習メニューは存在しません。なぜなら個人差があるからです。なので常に新しい刺激を与えることで新たな能力開発をしたり、身体のいろん

          #3 反復練習と新しい風

          #2 雰囲気作り

          私はテニスコーチとしてジュニアだけではなく一般の方も指導させていただいています。そもそもコーチの役割はお客さんを目的地に導くです。ですが中には、コーチ=技術指導をする人。そしてコーチ本人がそう思っているケースもあります。現代は、テニスの打ち方や戦術をネットで調べれば膨大な量の情報が出てきます。わざわざスクールに通わなくても、自分で上達法を調べて仲間やサークルでプレーするだけでも一定のラインまで上手くなります。もしくはスクールに通うより上達スピードが早いってこともありえます。技

          #1 上手い人の特徴

          私が通ってた高校時代の先輩達は全国トップクラスの実力があり、当時フォアハンドが苦手だった私は何か上達のヒントを得ようと思って「どうやって打ってるんですか?」と何人もの先輩に聞きましたが、だいたい返ってくる答えは同じで「感覚で打ってる」です。別の見方をすれば大して打ち方は教えてもらってないということです。ジュニアを指導する立場になって合理性のある指導を心掛けていますが、確かに上手くなるジュニアというのは勝手にその感覚というものが身に付いていってるなと感じます。感覚を身につけても

          #1 上手い人の特徴