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HarborS沖縄への拠点展開を目指してワーケーションをしてみました

こんにちは。いつもHarborSの活動を見守って頂きありがとうございます。

今回は近年注目されている「ワーケーション」と言われるリゾートを満喫しながら仕事をするワークスタイルについて、その可能性を探るべく実際に我々株式会社アンチパターンの面々が沖縄でのワーケーションに挑戦して、実際に感じたことなどについてお話ししたいと思います。

デジタル化の進行や新型コロナウイルス感染対策の在宅勤務などをきっかけに、これまで当たり前だった働き方を見直す機会が来ています。HarborSは、アンチパターンが掲げるミッションである「日本のソフトウェアエンジニアを憧れの職業へ」を目指していく中において、多様な働き方の提案ができるように今後、様々な形態の拠点展開を目指しています。

HarborSをよくご存知ない方はこちらの記事も読んでみてください。

なぜリゾートワークを実現したいのか?

私は社会人として20年近くキャリアを歩んできましたが、基本的には仕事が好きな人生を歩んでます。仕事を通じて自分が成長することが楽しく、働くことに対しては比較的ポジティブな感情を抱いています。

一生懸命働くことで、遊びにも真剣になってきます。私はその中も特に「シュノーケリング、ドルフィンスイム、ホエールスイム」など、海の生物と泳ぐことに夢中になっています。

そのため、普段は東京でバリバリ働いて、休みの時には南国に遊びに行くというのが僕の20年の社会人人生でした。

とても充実した人生を生きてるなと思う一方で、それに飽き足らず欲求や願望はどんどん強まっていきます。仕事では成し遂げたい事がたくさん出来てきて、遊びに行きたい場所は毎年増えていくのです。

東京に住んでいると、都会ならではのメリットもたくさんありますが、その一方で様々なデメリットもあるのではないかなと思っています。生活費の高騰や、人の混雑や、通勤地獄などです。娯楽施設は多いですが、自然と触れ合ったり穏やかな時間を過ごしてリフレッシュできる場所はあまりありません。東京自体は素晴らしい街だと思います。しかしながら、世界には東京以外にもたくさんの魅力的な場所があります。一度きりの人生ですから、短期間でも色々な場所に住める人生が送れると素晴らしいなと考えています。

そこで、「働く」「遊ぶ」「住む」「学ぶ」を同時に出来るような環境があると、とても幸せだなと思うようになりました。

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なぜ今なのか?

まずは、デジタル技術の進歩があげられます。昨今では、通信環境が飛躍的に改善され、いつでもどこでもインターネットに繋げられる時代になってきています。また、デジタル化が世の中にもたらす価値が非常に高くなってきており、あらゆる仕事がデジタルにシフトしてきていることも、どこでも仕事がしやすくなってきている背景かと思います。特に、我々のようなソフトウェアエンジニアは、パソコン一台あればどこでも仕事が出来る職種です。

場所、時間、働き方にとらわれずに、世の中に価値提供することが可能になってきている現状においては、これまでのスタイルに縛られずに、働き方自体を変えていくことが出来るタイミングがきているのだと感じます。

さらに、コロナの襲来によって社会全体にリモートワークの導入が余儀なくされ、これまでオフィスでの仕事が当たり前だった業種においても、リモートワークで働けるかもしれないというような機運も高まりつつあります。

ここ数年、デジタル化が進み、Uber Eats ,Airbnb , メルカリ , iPhone ,amazo, Netflix など、我々の日常生活の様々な場面に大きな変革が起きています。

次は、デジタルの力を活用し、我々の働き方を大きく変革する時が、今まさに来ていると感じています。

また、ビジネス環境において、効率化による経営基盤の強化が一巡し、VUCAの時代(変動性/不確実性/複雑性/曖昧性が高い時代)に突入した今では、我々は、これまでとは違った革新的なアイデアを生み出していくことが求められるようになってきました。

このような革新的なアイデアを出していくには、従来の仕事をこなすだけではなく、「余白」や「多くの経験」の中から新しい物を見出していく必要性を感じています。

ワーケーションやリゾートワークのメリットとは?

「日本人は働きすぎだ」と囁かれることがあるのに対して、海外では長期休暇や長期バケーションでリゾート地でゆっくりした時間を過ごす人も多く、フランスなどでは、1ヶ月の長期休暇が当たり前になっていたりします。

しかしながら、日本では、まだまだ「2週間休みます」というのに気がひけるという方も多いのではないでしょうか。

今後を見据えると、長期的にはデジタル技術の活用により生産性が飛躍的に向上させ、短時間で価値提供が出来るようにし、労働時間が全体的に減少し、長い休暇もとりやすい世の中を作っていくべきと考えています。

ただ、日本の現状を考えると、まずはこの「ワーケーション」や「リゾートワーク」がバケーションの取りやすさに、一役買うのではないかと考えます。

これまでは

「土・日・月(祝)の3連休に1日有給を追加して、3泊4日で沖縄に行こう」

沖縄の滞在期間4日間
4日間(バケーション)

これからは

「土・日・月(祝)の3連休に1日有給を追加して、水、木、金はそのまま沖縄で働いて、次の土、日も沖縄を満喫しよう」

沖縄の滞在期間9日間
4日間(バケーション)+3日間(ワーク) +2日間(バケーション)


このようにリゾートでの休暇に働く時間を組み込むことで、休暇の日数も増えることになります。ワーケーションによってリフレッシュと仕事の両立が可能になります。

沖縄でワーケーションしてみました

というわけで10月11日(日)〜10月19日(月)で沖縄に行ってきました。メンバーは、アンチパターン役員3名と管理部門1名の旅でした。

基本的にはコンドミニアムに宿泊して、リゾートの気分を味わいながら仕事も出来るという環境を準備しました。全体的には、バケーション50%+ワーク50%くらいの割合になり、それぞれ仕事をしながらも沖縄というリゾートを満喫できたのではないかと思います。

沖縄では、宿についてるプールで遊び、美ら海水族館に行き、宿の目の前の海で海水浴をして、地元の食事も満喫して、休日には、船に乗って終日シュノーケリングを楽しみました。

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ワーケーションをやってみて気づいたこと

ワークを効率化するために出来る工夫

1. 移動は極力少なめに
-> 今回は、いろいろなシチュエーションを試す目的もあり、宿を4箇所転々としたので移動時間をたくさん使ってしまいました。移動はなるべく少なめにするのが効率的に仕事をして、効率的に遊ぶための秘訣です。

2. 食事はなるべく宿で出来るとよい
-> 食事を食べに行く時間や、慣れない土地で食べ物を買いに行く時間は思いの外負担になります。リゾート地ではまだまだUbereatsなどが普及していないので、どうしても食事のために割く時間がかさんでしまいます。

3. ホワイトボードが欲しい
-> 宿にはホワイトボードが無く、コワーキングスペースを活用することもありました。デジタルも便利ですが、アナログのスピード感や柔軟さはやはり必要になってくるので、ホワイトボードが使えると圧倒的に生産性が高まります。

4. 移動はチームメンバーと一緒に
->車で移動する時間も、仕事の話をしてました。いつもと環境が違い、気分もいいので良いアイデアを出すことができます。

5. 働くのにちょうど良い高さのデスクと椅子
->ソファーなどゴージャスで快適な家具はリゾートを満喫するのにはとても良いですが、働くときはそれにあった家具が必要だと気づかされました。しかし、リゾート地に行く旅に家具を運搬するわけにはいかないので、コワーキングスペースがあったら嬉しいなと感じることもありました。

6. 快適なWiFi環境
-> 当然のことですが、リモートでの会議も多くなります。最近ではWiFi環境を整備していない宿泊施設は少なくなってきましたが、備えているとしても都会ほどきちんと整ってない可能性もあるので事前確認が重要です。

7. なるべく長期間での期間設定
-> やはり、リゾートにいくとやりたいことは多いです。期間の余裕があると「あれもしなきゃ、これもしなきゃ」とならないので、バケーションを満喫しつつも、しっかりと仕事に集中することができます。

まとめ

実際にワーケーションを経験してみて、リゾートでバケーションをとりながら、働く時間も作ることは可能だと実感しました。実際にやってみないと感覚を掴めないと思うので、まずは是非試してみることをお勧めします。

次は、もっと長い期間でのワーケーションに挑戦してみたいです。しかし、長期滞在するとなると、東京での家賃も払いつつ、リゾート先での滞在費も払うなど、どうしても費用がかさんでしまいます。このあたりの課題を解決する方法も模索しながら、またいくつかの場所で「リゾートワーク」を試してみたいなと考えています。

そして、HarborSでは将来的には、そんな「リゾートワーク」を支援できるようなワークスペースを新しい拠点として展開することを目指してまいります。

今後の、HarborSの動きに是非ご注目ください。

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こちら、HarborSのスタッフの皆さんにお土産でした。

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